レモンの木は全国で栽培可能!料理や目隠し等活用の場は無限大!?
皆さん!レモンの木が家庭で育てられる事をご存知でしたか?
「レモン」と聞くと、南国で育てるイメージがありますよね。
しかし、栽培方法によっては寒い地域でも育てる事ができるのです。
そこで、今回は庭木やシンボルツリーとしても実は人気が高い「レモンの木」について詳しくお伝えしていきたいと思います。
目次
レモンの木は目隠しにも利用可能な常緑樹!特徴やおすすめの植える時期とは?
レモンの木は、皆さんがご存知の通り「柑橘類」の一種です。
酸っぱい味が魅力的なレモンの実を実らせる、常緑樹になります。
常緑樹というのは「紅葉や落ち葉がない木」の事。
基本的には常に葉っぱが木についているので、1年中綺麗な樹形を楽しむ事ができます。
その為、リビングや玄関先に植えれば「目隠し」としての役割も果たしてくれます。
自分の家の目隠しがレモンの木だなんて、なんだかとてもオシャレに思いませんか?
また、レモンの木の魅力はなんといっても「実を収穫できる事」です。
レモンは料理やスイーツにも手軽に使う事ができる果実。
見た目を楽しむ事ができるだけではなくて、食料にもなるなんてとても嬉しいですよね!
レモンの木は、果樹の中でも育てやすいと言われているので、是非庭木やシンボルツリーとして植えて楽しんでみて下さい♪
レモンの木は暑さに強く寒さに弱い!雪が多い地域は鉢植えがおすすめ!
レモンの木は「暑さに強く寒さに弱い」という特徴があります。
日本全国で栽培は可能ですが、雪が多い地域など寒さが厳しい地域においては、冬は室内に移動させるなどの工夫が必要です。
その為、雪が多い地域などでは「鉢植え栽培」を選択するとよいでしょう。
鉢植え栽培のメリットは下記の通りです。
・気温や風向きに応じて鉢植えの位置を移動できる ・室内やベランダでも栽培ができる ・剪定がしやすくなる |
地植えであれば、冬場の冷たい風が当たらないように「風よけネット」で覆う必要があります。
しかし、鉢植えであれば建物の影に移動するなどして育てる環境を変える事ができますよね。
新しく栽培に必要な道具を購入する必要もないので、コスパも良くお手入れもしやすいでしょう。
ただ、鉢植えの際は「水やりの量」に注意が必要になります。
地植えであれば地面から水分を吸収する事ができますが、鉢植えではそれができません。
表面の土が乾いてきたら、鉢植えの下から水が出てくる程水を与えましょう。
しっかり水が出てくる事を確認するのが大切です。
こまめな水やりが必要になるので「面倒くさい!」と感じる人は、冬にあまり冷たい風が当たらない場所を選んで地植えにするのがよいかもしれませんね。
植木の鉢植えと地植えの違いについて解説している記事があるので、こちらも是非合わせてご覧下さい。
「自分はどっちが合っているのか」を、考えてみて下さいね♪
自分には鉢植えと地植えどちらが合っているか確認したい人はコチラ!
レモンの木を植えるのは3月〜4月!風が強い場所では支柱が必須!
レモンの木を植えるのは「3〜4月」の春が適しています。
鉢植えをする際での植え付けの大まかな手順は下記の通りです。
①買ったレモンの木の苗より2回り程大きい鉢を用意する |
②鉢の底に網を置き、その上に軽石を敷き詰める(底面が見えなくなるのがベスト・底面に穴がないスリット鉢であれば軽石は不要) |
③鉢の高さに対して30%ほど土を入れる |
④苗をポットから抜き、鉢の中心に置く(ポットから抜く時は、苗を引っ張るのではなく、ポットの部分をほぐして力を入れなくても外せるようにしてから抜く) |
⑤周りにポットの上端から3cm程下がった位置まで土を入れる(中心から外側に土が下がるようなイメージ) |
土は「培養土」と「赤玉土」を混ぜたものがおすすめです。
培養土に対して30%ほど赤玉土を混ぜると、より苗を安定させる事ができます。
肥料は必ず欲しいものではありませんが、レモンの実を沢山収穫したいという人は冬の終わりである2月や収穫時期が始まる9月頃に肥料をあげるとよいでしょう。
また、風が強く吹く場所に栽培する場合は支柱が必要です。
レモンの苗の大きさや枝の太さを見ながら1〜3本の支柱をして、針金やヒモで苗と固定して下さい。
植え付けして初めての水やりは「これでもか!」という程水やりが必要です。
土が水を沢山吸い込むので「鉢の下から水が出るまで」たっぷり水をあげましょう。
レモンの木にはトゲがある!お子様がいる家庭はケガに注意!?
レモンの木には、バラのようにしっかりとしたトゲがあります。
植え付けや剪定の作業中は、トゲに気をつけましょう。
特に、お子様がいるご家庭ではより注意が必要です。
目を離した隙に、好奇心で手を伸ばしてしまってケガをした・・という事態にもなりかねません。
トゲは切っても生育には問題がないので、危ないトゲは早めに切ってしまいましょう。
生えている場所によっては、トゲによってレモンの実が傷ついてしまう事もあります。
より安全に、安心して育てる為にはトゲの処理も大事な作業。
切る際も気をつけて作業して下さいね。
レモンの木おすすめ品種3選!
レモンの木には、様々な品種があります。
今回のその中からおすすめな品種を3つご紹介していきますので、植える際の参考にしてみて下さいね。
レモンの木おすすめ品種①リスボンレモン
初心者におすすめなのは「リスボンレモン」です。
他のレモンの品種よりも「寒さに強い」為、育てやすく手間がかかりません。
特徴 | 収穫時期 | 果実 | |
リスボンレモン | ・どんな環境でも育ちやすい ・水が沢山欲しい |
10〜12月頃 | ・酸味が強い ・緑がかっている ・果汁が多い |
「レモンの木を育ててみたいけど、何がいいかわからない・・」という人は、まずはリスボンレモンを育ててみるのがよいでしょう。
このレモンの木から派生して、どんどん様々な品種に挑戦してみて下さいね。
レモンの木おすすめ品種②璃の香
料理やスイーツにレモンの実を沢山使いたい場合は「璃の香」がおすすめです。
特徴 | 収穫時期 | 果実 | |
璃の香 | ・収穫量が多い ・トゲが少ない ・寒さには弱い |
11月頃 | ・実が大きい ・種が少ない |
収穫量は、リスボンレモンの2倍程度と言われています。
「沢山収穫してシロップを作りたい!」という人には、嬉しい悲鳴になるかもしれません。
また、レモンの実自体も実が大きく種が少ないのでとても加工しやすいです。
活用方法が無限に思い浮かんでいるような人は、是非璃の香を植えてみて下さい。
レモンの木おすすめ品種③サイパンレモン
リスボンレモンの3番近くの大きさになるのが「サイパンレモン」です。
特徴 | 収穫時期 | 果実 | |
サイパンレモン | ・薄いピンク色の花が咲く ・実が大きく色鮮やかな見た目が楽しめる |
10〜11月頃 | ・レモンの品種の中では圧倒的な大きさ ・酸味はありつつも、マイルドな味 ・皮の苦味が少ない |
観賞用としても役割を果たすのがサイパンレモンの特徴。
可愛らしい花が咲き、その後大きく豪快な実を実らせます。
リビングや玄関から見える場所に置けば、それだけでその家の「シンボル」となるでしょう。
レモンの木特徴・栽培方法まとめ
今回はレモンの木の特徴や栽培方法についてお伝えしてきました。
「レモンは買うもの」という広い認識から、自宅で育てるものと認識が変わりそうな程人気をつけてきているレモン。
見た目を楽しむだけではなく、収穫できる喜びや食べられる幸せを感じる事ができるのが魅力的です。
是非庭木の1つとして取り入れてみて下さいね♪
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