剪定枝の使い道は?再利用できる?処分方法もご紹介!
剪定枝(せんていし)とは、庭木などの手入れを行った際に出た枝や幹のことをいいます。
剪定すると沢山の枝が出ますが、処分はどうされていますか?
「剪定した枝を何かに使えないだろうか」
「適切な処分方法はなんだろう」
「してはいけない処分方法って?」
この記事では、そんなお悩みを解消します。
ぜひ最後までご覧ください(^^)/
目次
剪定枝の再利用方法3つ
「処分するより再利用できないだろうか」「ゴミ出しのルールが面倒」という場合は、枝を何かに活用しましょう。
剪定枝を捨てずに別のことに使えれば、複雑なゴミ出しのルールを気にする必要もなくなります。
剪定方法は様々ありますが、ここでは代表的なものを3つご紹介します。
再利用方法①堆肥にする
剪定枝を堆肥にしてお庭などの土に混ぜ込めば、剪定枝の処分と植物や庭木の生長促進が同時に行えます。
木は分解されて有機質堆肥土(腐葉土)となり、よい肥料になります。
堆肥作りにはコンポストを使う、シートを被せるといった方法がありますが、これらの方法は定期的にかき混ぜるなどのお手入れが必要です。
剪定枝を土に埋める方法なら、あまり場所を取ることなく、埋めたあとは放っておけるのでお手軽です。
剪定枝を堆肥化する手順は以下の通りです。
①地面に穴を掘る ②ガーデンシュレッダーなどを使い、剪定枝を細かくする ③掘った穴へ剪定枝を入れる ④剪定枝の上に油かすや、米ぬかといった有機肥料を均等になるよう入れる ⑤水を撒く ⑥土を埋め戻す |
再利用方法②ウッドチップなどのガーデニングの素材にする
剪定した枝を細かくできれば、ウッドチップなどガーデニングの素材として使用することができます。
ウッドチップはお庭の地面や木の根元に敷くことで雑草の予防、庭木の保湿、保温効果に役だってくれます。
沢山の剪定枝を細かくするのは大変ですので、ガーデンシュレッダーを使いましょう。
剪定枝のリサイクル促進を目的に、自治体によってはガーデンシュレッダーを貸し出ししている場合があります。
ウッドチップの他に、剪定枝を花壇の仕切りとして使ったり、太い枝を束ねて垣根にするという使い方もできます。
再利用方法③薪として使用する
剪定枝の内、主枝や幹などの比較的太い枝は薪として暖炉に使用することができます。
ただし、暖炉に使用するには枝に含まれている水分を十分に乾燥させる必要があります。
そのため、剪定した枝を薪として使用するのは翌年がいいでしょう。
また、枝は曲がりや側枝などがあります。
そのままだと運搬が困難なので薪として使用する場合は鉈などを使って整える作業も必要です。
剪定枝をゴミ収集に出す方法
剪定枝を普段の家庭ゴミと同じようにゴミ収集に出せば、処分にかかるコストを抑えることができます。
基本的に剪定枝をまとめる紐やゴミ袋だけの費用だけで済むからです。
とは言え、剪定枝をゴミ収集に出す際に困るのは「ゴミ出しのルールがわからない」ということですよね。
地域によってゴミの分別方法や出し方が複雑な場合があります。
スムーズに剪定枝を処分するためにも、まずはお住まいの自治体のゴミ出しルールを確認することが必要です。
ここではゴミ収集に出す際に確認すべきことをご紹介します。
剪定枝は可燃ゴミ・資源ゴミ・粗大ゴミに分別
ゴミの分類や呼び方は地域によって異なりますが、剪定枝は大まかに分けると以下の分類に当てはまることが多いです。
・可燃ゴミ ・資源ゴミ ・粗大ゴミ |
自治体が発行している、ゴミの分別方法をまとめた資料やポスターがあれば「剪定枝」「木の枝」という項目がないかご確認ください。
自治体のホームページやアプリでも確認することができます。
剪定枝は可燃ゴミとされて収集している地域が多いようですが、中にはリサイクルなど、有効に活用するために資源として収集している場合もあります。
資源ゴミは可燃ゴミとは収集日が違うことが一般的です。
粗大ゴミとなる場合は収集は有料で、ゴミの大きさに応じて500~1,000円ほどかかります。
各自治体では可燃ゴミや資源ゴミとして出すことができる大きさが定められており、その大きさを超えるものは粗大ゴミになります。
粗大ゴミの収集は事前の申し込みが必要です。
自治体ごとの問合せ先に連絡をして申し込みをしましょう。
剪定枝をゴミ出しする方法
剪定枝に限らず、ゴミステーションに一度に出せる量は『3袋まで』と上限が決められていることが一般的です。
1箇所のゴミステーションに大量のゴミが出されていると、他のゴミステーションの収集が追い付かなくなるからです。
そのため、大量の剪定枝が出た場合には少量ずつに分け、少しずつゴミに出しましょう。
「置き場所がない」「一度にまとめて処分したい」という場合は、優良の戸別回収や、ゴミ処理場への持ち込みをご検討ください。
また、ゴミに出す場合は枝を短く切っておきましょう。
可燃ゴミや資源ゴミとして出せる剪定枝の長さが決められている自治体が多いです。
枝を規定の長さに短く切って少量ずつゴミに出してください。
柚子やサンショウなどの枝にはトゲもありますから、ゴミ袋を突き破らないよう注意しましょう。
ゴミに出す際は「トゲ注意」と書いた紙を見えやすい位置に貼っておいてください。
ご自身だけでなく、ゴミ収集業者の方がケガをしてしまう恐れがあるからです。
なお、トゲがある樹木は回収していない場合もあるので事前にご確認ください。
注意!やってはいけない処分方法
剪定枝の処分では、以下の方法だと法令違反になり、罰則を受けることになるのでご注意ください。
・森林や山などに捨てる ・野焼き |
他人の土地や公共の土地にゴミを捨てることは、どんなものであっても違反です。
森林や山などに剪定枝を捨てると不法投棄となり、罰せられます。
また、自宅の庭などでゴミを燃やす「野焼き」も禁止されています。
法的な基準を満たしていない設備でゴミを燃やすと、火災の恐れやダイオキシンなどの有害物質の発生、煙、臭いによって周辺環境に迷惑がかかります。
森林や山に捨てること、野焼きをすることはいずれも5年以下の懲役、または1,000万円以下の罰金、またはその両方が科せられます。
「大丈夫だろう」と思わずに、法的に適正な方法で処分をしましょう。
楽に剪定、枝を処分するなら業者に依頼
費用はかかりますが、楽に剪定をする、枝を処分したいなら業者に依頼する方法もあります。
剪定業者なら剪定はもちろん、作業後の剪定枝の処分も引き受けてくれるからです。
「剪定枝の処分方法を調べて作業するのは面倒」、「剪定方法がわからない」、といったお悩みが解消されます。
また、プロの業者なら自分で剪定するよりも庭木を美しく整えてくれますし、庭木の健康状態に合わせて施肥や害虫駆除などのケアもしてくれます。
剪定から枝の処分まで、業者に任せてしまえば、自分は何もしなくても美しいお庭を維持することができます。
東京・神奈川の剪定は植木ドクターへ!
剪定をするにはある程度の知識が技術が必要ですし、剪定枝の処分も調べる時間や作業する時間、労力が必要です。
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