【人気】モミジは剪定や冬越し作業が不要!?初心者におすすめな庭木の代表格!
「モミジって、庭に植えられるものなの?」
「なんだか手入れが大変そう・・」
なにか庭木を植えたいと思い検討している中で「モミジ」という選択肢に出会ったものの、このようにマイナスなイメージを持っている人はいませんか?
皆さんが思っている以上に、モミジは庭木として優秀です。
そして、初心者でも育てやすい特徴をもっている為、モミジは庭木として人気がある樹木です!
そこで今回は、モミジの特徴や剪定の有無、植える時や植えた後の注意点について解説していきたいと思います。
庭木を何か植えたいと思っている人、モミジを植える事を検討している人は是非参考にしてみて下さいね!
目次
モミジはシンボルツリーとしても人気!?剪定や冬越しの作業不要が特徴?
モミジは植木としてとても人気のある樹木です。
植木のメンテナンスに必ず必要である剪定が、モミジはほとんど必要ありません。
樹木を植えるにあたって、高いハードルとなるのが剪定ですよね。
その点モミジは、他の樹木よりもメンテナンスフリーで植木初心者でも育てやすい樹木と言えます。
また、春夏秋冬の移ろいを楽しめる樹木でもあるので、リビングなどからいつも見える場所に植えれば、季節感を感じる事ができるでしょう。
そんな剪定の難易度が低く、春夏秋冬の景色が楽しいモミジの主な特徴は下記の通りです。
・最大25mまで成長するのでシンボルツリーとして植えてもOK! ・寒さには比較的強いが、暑さには弱い ・4月〜5月に開花する |
モミジはとても大きく成長する「高木」に分類される樹木。
剪定をあまりしていなくても、綺麗な樹形になるのが魅力的です。
成長が進めば、圧巻なシルエットが完成。
皆さんの庭を彩るシンボルツリーとなるでしょう。
また、冬には落葉し冬を越す準備に入ります。
基本的には冬越しの作業は特に必要ありません。
剪定の必要がない上に、越冬の準備もいらないので、庭木として植える側にとってはとても嬉しいですよね。
モミジとカエデは仲間!見分けるコツは人間の手のような葉っぱの形!
モミジは「ムクロジ科カエデ属」の樹木です。
大きなくくりで言えば「カエデ」になるので、育て方などを検索する際には気をつけましょう。
カエデ属の中でも、人間の手のような葉っぱの形をしているものを「モミジ」と言います。
また、モミジの中でも様々な種類がありますが、大きく分けると次の3つに分けられます。
・オオモミジ ・ヤマモミジ ・イロハモミジ |
広くモミジとして表現されているのは、イロハモミジになります。
皆さんが「モミジ」と聞いて思い浮かべるのも「イロハモミジ」でしょう。
情報をまとめると、モミジは「カエデの中で、葉っぱが人間の手の様な形をした樹木の事」を指し、その中でも「イロハモミジ」の事を指しているという事になりますね。
皆さんが植えたいと思っているモミジはどのような種類のものなのか、モミジには種類があるという事を頭に入れながら確認してみて下さい。
モミジを植えるのは冬場!植える際の注意点や増やし方を紹介!
モミジを植える場合は、落葉期である冬場に行いましょう。
その際に気を付ける事は下記の4つです。
・1年を通して半日陰な場所を選定する(1日中日が当たるのではなく、数時間当たる場所) ・冬の冷たい北風が当たらない場所にする ・水はけのよい土を選ぶ ・落葉しても近所トラブルにならない場所を検討する |
モミジにとって「半日陰」という場所はとても重要。
日当たりがよすぎる場所に植えてしまうと、夏の強い日差しによって葉っぱが乾燥しすぎてしまい、葉っぱが変色してしまう可能性があります。
また、夏の厳しい暑さには比較的弱い樹木なので、適度に日陰になる場所がよいでしょう。
そして、注意したいのが「落ち葉」です。
植える場所によっては風でお隣さんの庭や道路に、落ち葉が落ちてしまう可能性があります。
自分の敷地は掃除ができても、お隣さんなどの庭に頻繁に掃除のために出入りするのは申し訳ないですよね。
かといって、そのまま放置するのも心が痛い・・という事にもなりかねません。
モミジは最大25mにもなる高木です。
剪定や成長スピードによって異なりますが「大きくなる」という事を頭に入れて、落葉があっても問題ないか確かめた後に植えるようにしましょう。
モミジは鉢植えでもOK!半日陰の場所に移動可能で便利!?
モミジは鉢植えでも育てることができます。
地植えで植える際は、半日陰で冬場の冷たい風が当たらない場所を選定しなければいけませんよね。
しかし、鉢植えであれば場所を移動できるので季節によって「モミジに最適な場所」を選定しながら育てる事ができます。
また、寒さには比較的強い樹木なので、冬でも室内に入れる必要もありません。
冷たい風が当たらない場所に保管しておきましょう。
ちなみに、地植えであれば基本的には水やりの必要はありませんが、鉢植えでは1日1回水やりを行う必要があります。
夏場は土の表面が乾いてきたら、その都度水やりを行うようにして下さい。
モミジは種まきと挿し木で増やす事ができる!品種によって方法は異なる?
モミジは簡単に増やす事ができます。
品種によってその方法は異なりますが、基本的には「種まき」と「挿し木」で増やす事が可能です。
種まきで増やす事ができるのはヤマモミジなど「野生種」に分類されるもの。
種が落ちるのが、秋になるので種を採取できたらそのまま蒔いて大丈夫です。
基本的には種が落ちてきた秋で大丈夫なのですが、積雪地など冬の寒さが厳しい場合は春に蒔くようにしましょう。
その場合は、種を保存する必要があります。
秋に採取した種を完全に乾燥させてしまうと、種は「休眠期」に入ってしまいます。
休眠状態から種を起こす必要があるので、湿らせたキッチンペーパーなどに包み、低温で1ヶ月程度保管した後に蒔くようにしましょう。
一方、園芸品種と呼ばれるネグンドカエデなどは挿し木で増やす事ができます。
6月頃に伸びた枝を10cm程切って、挿し木を行なって下さい。
2本、3本とモミジが増えていけばとても素敵な庭になりそうですね。
モミジまとめ
今回はモミジについてまとめてきました。
・最大25mまで成長するのでシンボルツリーとして植えてもOK! ・寒さには比較的強いが、暑さには弱い ・4月〜5月に開花する |
このような特徴がある庭木で、初心者にも比較的簡単に育てられる樹木です。
「何か植えてみたいな」と思っている人は是非植えてみて下さいね。
弊社の「植木屋コラム」では、他にも様々な庭木をご紹介しています。
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