庭木に最適な土ってどんな土?
みなさんこんにちは!
東京都市部をメインに植木の剪定や雑草の除去など幅広く対応している植木ドクターです!
今回のテーマはこちら!
「庭木が育たない!それって土のせいかもしれません!」
数々のお庭に剪定やメンテナンスに行かせていただいていて思うのは、土壌について詳しくないが故にせっかく植樹した庭木が大きく育たず枯れてしまった、と悲しい思いをされている方も少なくない、ということです。
せっかくなので、植木職人だからこそ話せる土壌づくりについてお話しして行きましょう。
庭木の成長に適した土とは?
土には、粒の細かく乾燥気味な「単粒構造」と粒が大きく湿り気のある「団粒構造」とあり、庭木に適した土はズバリ「団粒構造」の土となります。
庭木がよく育つための条件として、
①適度な酸素と水分を含んでいること
②水捌けが良いこと
③庭木に適した肥料を含んでいること
④強酸性、強アルカリ性出ないこと
が挙げられます。
庭木は土壌酸素が20%程度含まれることが理想的と言われ、土が酸素を含んだ状態となるには土の粒と粒が適度な隙間を有している”団粒構造”になっていることが重要です。
団粒構造になっている土は、雨が降った際には古い酸素を下層に押し出すことで新しい水分が根から吸収された空間に、新しい酸素が入ってくる、新陳代謝を繰り返すことで効率良く根に水分と酸素が送られ、結果庭木が元気よく成長するのです。
庭の土を触ってみる
お庭の土を一握り握ってみてください。
パラパラと落ちるようでしたら、その土は粒が細かすぎて庭木には適さない土である可能性が高いです。
団粒構造とは異なり、単粒構造と呼ばれる土粒が細かすぎることで水分や酸素を含みにくく乾きやすい土です。
また、雨が降るといつまでもジメジメと湿気ていたり、雨の後に乾燥して、水分がなくなると硬くなりやすい、という性質も持ち合わせています。
団粒構造の土よりも庭木にとって必要な酸素と水分を含むことができないので、庭木の成長を阻害してしまうのです。
粘土質な土も注意が必要です。
水をあげてみて、半日以上染み込んでいかなかったりコケが生えている場合は粘土質な土なので、根が酸素を取り込めず枯れてしまいます。
もしお心当たりがある方はこれから紹介する土作りをしてみてください!
庭士直伝!庭木に良い土壌の作り方
庭木の種類により、好みの土はあれど、先に挙げた4つの条件が揃っていることが大切です。
庭木がよく育つための条件として、 ①適度な酸素と水分を含んでいること ②水捌けが良いこと ③庭木に適した肥料を含んでいること ④強酸性、強アルカリ性出ないこと が挙げられます。 |
「庭木が大きく育たない」
「いつも元気がない」
そんな時は、日当たり・水やり・庭土の3要素が揃っているかを確認しましょう。
①石や雑草を取り除く
庭木や野菜を植える場所から、石や雑草などを完全に取り除きましょう。
石や雑草が庭木の成長を阻害し枯らしてしまうこともあるためこまめに取り除苦ことをおすすめします。
②50cm以上掘り起こす
庭木の根が張りやすい柔らかい土壌を作るためにも、深く掘り起こしましょう。
また、土壌を冷やす冷たい風にさらすことで改良が促進されます。土壌を盛り上げるなどし、風がよく当たるようにしてください。
③堆肥や腐葉土をすき込む
掘り起こした土壌に、堆肥や腐葉土を混ぜ込んでみてください。
栄養価が高く、庭木の成長を助けてくれます。
同時に石灰や苦土石灰を加えることで、庭木に適した中性の土壌にすることができます。
庭木のご相談は植木ドクターへ!
土を掘り返して混ぜて戻して…と意外と重労働な土壌管理。
少しの範囲であれば頑張れても広さや本数が多い場合には負担も大きいですよね。
そんな時には植木ドクターへご相談ください!
お見積りは無料、土日祝日も対応します。
庭木のことならなんでもお気軽にお問合せください(^^)/
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