落ち葉は掃除しないとどうなる?効率的な掃除方法は?
我々を癒してくれる庭木は、風が強く吹いた時や、秋ごろに多く落ち葉を落とします。
落ち葉掃除は毎日掃除をしてもキリがないですし、うまく掃除ができず手間がかかる・・・と、お困りではないでしょうか。
落ち葉掃除のコツは、落ち葉を集めやすい道具を正しく使えているかがポイントです。
この記事では落ち葉掃除におすすめの道具や、効率良く掃除する方法などを詳しくご紹介します。
ぜひ参考になさってください。
目次
落ち葉掃除をしないとどうなる?
そもそも落ち葉というのは自然のものですから、「放置していてもいずれは土に還るだろう」と思われて掃除をしない方もいらっしゃるかもしれません。
実際に落ち葉を掃除しないと、どのようなことが起こるかを解説します。
近所迷惑になる
紅葉など、少量の落ち葉は風情があって良いものですよね。
しかし、あまりにも多いと景観を損ないますし、ご近所さんからも「だらしない」と思われるかもしれません。
また、落ち葉は飛んでいってしまうので、隣近所の敷地に入って迷惑をかけてしまうことも。
ご近所トラブル防止のためにも、落ち葉は定期的に掃除をして景観を守り、周りに迷惑をかけないようにしましょう。
害虫が繁殖する恐れがある
落ち葉を放置すると、害虫が繁殖してしまう場合があります。
建物を食べてしまうことで有名なシロアリは、落ち葉もエサにします。
もし繁殖してしまえば、建物にも被害が出る恐れがあるので、落ち葉は放置しないようにしましょう。
雨樋や排水溝がつまる
落ち葉は地面だけでなく、雨樋や排水溝などにも溜まります。
このような場所に落ち葉が溜まると、大雨や台風が起こった時に落ち葉が水を吸い、重みによって破損したり、水が正常に流れなくなるので、定期的に点検をするようにしましょう。
「雑草を放置するとどうなる?対策方法は?」は、こちらのページです。
落ち葉掃除におすすめの道具
落ち葉の掃除は、場所ごとに適した道具を使うことで効率良く行うことができます。
ここでは場所別に適した掃除道具をご紹介します。
アスファルトなどの固い地面は竹ぼうき
細かい竹を集めて作られた竹ぼうきは、アスファルトなどの固い地面を掃いても壊れにくく、木や雑草の根にも引っかかりにくいため、効率良く落ち葉を集めることができます。
普通のほうきで掃くと、軽い落ち葉はほうきをすり抜けたり、砕けて細かくなったりとやりにくくなるので、コンクリートなどの固い地面を掃く時には竹ぼうきが適しています。
また、竹ぼうきは濡れた落ち葉も掃くことができます。
ただ、ちりとりへ集めるには不向きなので、別のほうきを用意しましょう。
竹ぼうきを使う時は、地面に対して斜め45度で掃くと効率良く落ち葉を集められます。
地面に竹ぼうきを押し付けて掃くのではなく、軽い力で撫でるようにして掃くといいでしょう。
土や芝生などの柔らかい場所は熊手
柔らかい場所で竹ぼうきを使うと、落ち葉だけでなく土まで一緒に掃いてしまいます。
熊手を使えば隙間から土が逃げていき、落ち葉だけを集めることができます。
ただし、草木や雑草、特にツル性の植物が多いところだと熊手が引っかかってしまうので不向きといえます。
熊手を使う際には、軽く地面に押し付けながら手前へ掃いていきましょう。
狭い場所、砂利にはブロア
落ち葉掃除をするうえで一番大変な場所は砂利のあるところです。
防犯上、砂利を敷いている方は多いと思いますが、落ち葉が砂利に入り込んでしまうと、手で拾わなければなりません。
竹ぼうきや熊手だと、砂利に埋まってしまうので向いていません。
そのため、費用はかかりますが、砂利にはブロアがおすすめです。
風の力で落ち葉を吹き飛ばすことができるので、楽に落ち葉の掃除をすることができます。
ある程度、風の力で1箇所に落ち葉を集め、落ち葉をほうきとちりとりに入れ、最後に細かく残った落ち葉をブロアで吸うといいでしょう。
最初から最後までブロアで落ち葉を全て吸い取るのは恐ろしく時間がかかるので、ほうきとの併用がおすすめです。
仕上げにはほうきを使う
PPホーキと呼ばれるほうきや、毛がプラスチックになっているものなど、ちりとりとセットになっているような一般的なほうきは、毛が柔らかく、毛の幅が狭いので、落ち葉を集めるのには向いていません。
強引にはいてしまうと落ち葉が砕けて細かくなり、余計に掃きにくくなって掃除に時間がかかります。
普通のほうきは、竹ぼうきや熊手などの道具で落ち葉をかき集めたあとの最後の仕上げに使うようにしましょう。
効率を重視した落ち葉の掃除方法
落ち葉の掃除はほうきで掃いて集めて捨てる、というのが基本的な流れですが、ここでは先ほどあげたおすすめの道具を使い、効率を意識した掃除方法をご紹介します。
1.ブロアを使って落ち葉を飛ばす
ブロアを使い、庭木の根元など、ほうきでは掃きにくい場所の落ち葉を吹き飛ばしましょう。
ほうきを使いにくい場所に特に落ち葉はない、という場合はブロアは不要です。
2.竹ぼうきや熊手を使って落ち葉を集め、ゴミ袋へ入れる
竹ぼうきや熊手など、その場所に適した道具を使い、落ち葉を1箇所に集めましょう。
掃除をする場所が広い場合には何か所かに分けて集めてください。
集めた落ち葉をちりとりや箕(み・・・ドジョウすくいに使うような竹カゴ)を使ってゴミ袋へ入れましょう。
3.残った落ち葉をほうきで集める
落ち葉をゴミ袋に集めたら、細かく砕けた落ち葉が残っているので、普通のほうきで集めてゴミ袋へ入れます。
吸い込み機能が付いたブロアをお持ちであれば、一気に吸い込めば楽に綺麗になります。
落ち葉掃除を効率的に行うポイント
落ち葉の掃除は、気になった時に適当にやればいい、というわけではありません。
ここでは落ち葉を効率良く掃除できるポイントについて、更に詳しくご紹介します。
晴れが続いて風が穏やかな日
落ち葉が雨で湿っていると、ほうきにこびりついてしまい、掃くのが難しくなります。
また、風が強ければせっかく集めた落ち葉が飛んでいってしまいます。
そのため、晴れが続いて落ち葉がしっかりと乾燥している状態、かつ風が穏やかな日に掃除をしましょう。
落ちそうな葉は落としてしまいましょう
せっかく落ち葉の掃除をしても、掃除の直後にまた葉が落ちてはキリがありません。
そのため、落ち葉を掃除する際は、最初に枝を揺らすなどして葉を落としてから行うといいでしょう。
落ち葉を掃く方向、集める場所を考える
落ち葉を掃除する際には、四方から中央に向かって集めていくのが基本です。
風が吹いて集めた落ち葉が飛んでいかないよう、風が当たりにくい場所へ集めるようにしましょう。
また、吹き溜まりといって落ち葉が自然と1箇所に集まっている場合には、その吹き溜まりに集めるようにすれば風の影響を受けにくく、効率良く掃除ができます。
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