エゴノキの剪定は12〜2月の休眠期に!日当たり・風通しの改善は成長促進に必須!
「可愛い花が咲く庭木を植えたい!」と思っているなら『エゴノキ』がおすすめです!
エゴノキの最大の特徴は、鈴のように垂れ下がった可愛い花たち。
枯れることなく、そのままの状態で地面に落ちるので、いつみてもエゴノキの姿は美しいです・・!
また、花が落ちた地面もとても綺麗で、思わず写真を撮りたくなってしまいます。
今回はそんな可愛いものが大好きな人におすすめなエゴノキの育て方やお手入れ(剪定や肥料)について解説していきます。
「エゴノキを植えてみたものの、どう剪定していいかわからない!」と困っている人も必見の内容になっていますので、お手入れや日々のお世話の参考にしてみてくださいね♪
目次
エゴノキはシンボルツリーとしても人気な主役級の樹木!
エゴノキという樹木は、エゴノキ科エゴノキ属の落葉高木です。
別名ロクロギ、チシャノキとも言われ、日本全土に分布し、山にも自生している「日本の気候に適した樹木」でもあります。
平均では8m程に成長する木ですが、元気に成長していくと10m以上の高さに到達するエゴノキもあるのでシンボルツリーに最適です。
春は涼しげなグリーン、夏には濃い緑が真っ青な空とのコントラストを作り出し、より一層季節を色濃く感じさせてくれますよ♪
また、植え方によっても大きく印象が変わるのが特徴です。
1本で植えれば頑丈で強いイメージ、株立ちで植えることで1つ1つの独立した幹が華奢になり、涼しい印象を与えます。
庭やバルコニーをどのような空間にしたいのかによっても、エゴノキの株の選定の仕方が変わってきそうですね。
垂れ下がった白い花が可愛い!SNS映え間違いなし!
エゴノキの最大の特徴は「垂れ下がった白い花」です。
他の樹木では空に向かって花を咲かせることが多いですが、エゴノキはそれとは反対に垂れ下がった形で花を咲かせます。
2cm程の小さい花が密集して咲いているので、とても可愛らしい光景となります。
思わずパシャッと写真を撮って、SNSで自慢したくなるような可愛さなので、庭木にあったらとても嬉しい存在ですよ♪
また、同じエゴノキでもピンクチャイムという品種では、白ではなく淡いピンクの花を咲かせます。
白い花が垂れ下がっている姿もとても可愛らしいですが、ピンクではより一層可愛らしさが増して、愛おしい感情さえ芽生えてくることも・・!
このように、エゴノキの花は品種が違ったとしても、とても魅力的です。
可愛い花が大好きな人は是非ホームセンターなどでエゴノキを探して、植えてみてくださいね♪
エゴノキの実には毒がある!?名前の由来との意外な繋がりとは?
エゴノキは夏から秋にかけて実がなり、徐々に熟して緑の実が茶色に変化していきます。
その実の表面が破れて、中から黒い種子が出てくることで、次の命を繋いでいく形となっています。
命のバトンとしては大事な実ではありますが、エゴノキの実の皮には毒があるので、間違って食べてしまわないように気をつけてください。
実は、この果皮に毒があることが「エゴノキ」という名前の由来にもなっています。
毒がある実を食べると、あくがとても強く「えぐい」と表現されることから『エゴノキ』と名付けられたようです。
白い花が可愛らしいことが最大の特徴であり魅力ではありますが、名前の由来になるほど実も特徴的なエゴノキ。
夏から楽しむことができる、実の成長も楽しみたいですね。
エゴノキの植え付け・植え替えは2月がおすすめ!
植え付けや植え替えは、休眠期の2月に行うのがおすすめです。
地植えであれば株よりも2回り程大きな穴を堀り、鉢植えであれば2回り程大きな鉢植えに植えましょう。
植える場所は「日当たり・風通しが良い場所」を選定してください。
西日が強すぎると葉っぱが焼けて色が変わってしまうことがあるので、できれば強い西日が当たらない場所が望ましいです。
庭の日当たり・風通しの状況をよく観察して、エゴノキが元気に育ちそうな場所を選定しましょう。
また、エゴノキは、保水性が高い土壌を好むので乾燥には注意です。
新しい場所・土壌に植える場合は、土が水とよく馴染むように水を混ぜながら新しい土を入れていくのがおすすめです。
植え付け・植え替えを行った後の水やりもこまめに行うことが大切。
水分が足りない状態が続くと、葉っぱが枯れて、成長ができなくなってしまいます・・。
乾燥しやすい夏は特に、涼しい時間帯にたっぷりと水を与えておきましょう。
このように、植える場所や植えた後の水やりに気を配ることが大切です。
特に鉢植えであれば根詰まりを起こさないように、2年に1度は大きな鉢へ植え替えを行ってくださいね。
エゴノキは、自然環境においても日本全土に分布していることから、暑さにも寒さにも強い樹木です。
適切な環境を整えてあげれば、元気に育つので、工夫をしながら栽培を楽しんでいきましょう♪
剪定は12〜2月の休眠期に行おう!
エゴノキは、自然に樹形が整う樹木なので、大掛かりな剪定は必要ありません。
しかし、日当たりや風通しがよい環境を好むため、不要な枝や伸びる方向が他の枝と違うものは切り落とす必要があります。
12〜2月の休眠期に、全体的な樹形を確認しながら剪定を行っていきましょう。
「どう剪定したらいいかわからない・・」という人は、下記よりお問合せください。
アドバイスをしながら、プロが剪定を行わせていただきます♪(土日・祝日も対応しています!)
消毒・害虫対策は必要!
エゴノキは、影響を受ける害虫や病気は比較的少ないですが、他の庭木同様下記のものには気をつけましょう。
〜害虫〜
・カイガラムシ
・アブラムシ
〜病気〜
・うどんこ病
・さび病
適切な剪定を行い、日当たり・風通しがよい場所に植えていれば被害を抑えることはできますが、他の庭木から飛来するなどの影響を受けることもあります。
害虫や病気は見つけ次第、対処・駆除を行いましょう!
消毒や害虫除去は弊社でも承っています。
下記より内容等ご確認の上、お問合せください♪
エゴノキの人気品種は3選!ピンクの花が可愛すぎる?
エゴノキの人気品種は下記の3つです。
①ピンクチャイム
②イッサイエゴノキ
③シダレエゴノキ
同じエゴノキでも品種が違うだけで、イメージが大きく変わります。
1つずつどのような特徴があるのかみていきましょう。
エゴノキの人気品種①ピンクチャイム
通常のエゴノキが白い花を咲かせるのに対して、ピンクの花を咲かせるのが「ピンクチャイム」という品種です。
通常の品種よりも成長が遅く、幹も細いのが特徴。
シンボルツリーとしてというよりは、脇役として植えたい人におすすめです。
エゴノキの人気品種②イッサイエゴノキ
エゴノキの品種の中で、比較的小さい品種が「イッサイエゴノキ」です。
通常の品種は10m程まで成長するものもあるので「それは大きすぎるな・・」という人にこの品種はおすすめです。
また、小さい品種であるものの通常の品種と同じぐらいの量の花は咲きます。
小さいながら沢山可愛い花を咲かせてくれるので、花を楽しみたいという人はこちらの品種が良いでしょう。
エゴノキの人気品種③シダレエゴノキ
シダレエゴノキは、その名の通り「垂れ下がった枝」が特徴的な品種です。
「シダレ」といえば「桜」ですが、シダレザクラは一定以上の大きさに成長することで、垂れ下がった樹形がとても美しくなるものです。
しかし、シダレエゴノキは、小さくてもしっかり垂れ下がってくれるので、樹形が美しく圧巻。
樹形が美しい品種としてとても有名です。
東京都町田市でエゴノキの剪定をしたいなら弊社に!
エゴノキの育て方についてお伝えしてきました。
特徴をまとめると下記のようになります。
・白やピンクの花が垂れ下がって咲く
・大きいものだと10m以上に成長する
・成長を阻害しないように剪定を行う必要がある
自然樹形で整う樹木であるものの、元気に成長させるためには剪定は必要です。
東京都町田市や23区にお住まいならば、弊社が対応いたします。
下記よりご連絡いただければ、庭木のプロが皆さんのお宅のエゴノキを綺麗に剪定させていただきますよ♪
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