アジサイの剪定は必要!夏と冬別にポイントを解説します!
今回は「アジサイ」の剪定や育て方について解説していきます!
アジサイの特徴は・・
・梅雨の季節でも楽しめる風物詩
・古くから愛されてきた誰でもが知る花
・育てやすい2〜3mの高さの花木
こういったものがあります。
しかし、充分にアジサイを楽しむには「適切な剪定」が必要です。
なぜ剪定が必要なのか、どのように行えばよいのかについても、この記事でお伝えしていきますので、是非参考にしてみてください♪
目次
なぜアジサイの剪定は必要なの?
アジサイは必ず剪定が必要な花木ではありませんが、下記のような理由から剪定をするのがおすすめです。
①鑑賞のしやすさ ②毎年綺麗な花を咲かせる ③株の成長を促す |
1つずつみていきましょう。
アジサイの剪定が必要な理由①鑑賞のしやすさ
アジサイは、大きさをコントロールしないまま育てていくと、年々大きくなっていきます。
花は枝の先端の方に咲かせるので、成長するにつれて花の位置は上がってしまうでしょう。
植えた当初は室内から鑑賞できるようにと思っていたとしても、それが叶わなくなってしまうかもしれません。
「少し大きくなってきたな」と感じたら、株全体の形を整えながら、大きさをコントロールしましょう。
アジサイの剪定が必要な理由②毎年綺麗な花を咲かせる
アジサイの花を毎年綺麗に咲かせるために、剪定が必要です。
剪定を行わないアジサイは、枯れた花やもう花が咲かない枝が徐々に多くなっていきます。
当然切り落とさないままであれば、その枯れた部分にも栄養が回ってしまうので、他の必要な場所に栄養が回っていきません。
すると、あまり花が咲かなくなってしまったり、アジサイ全体の形が悪くなってしまったりします。
株の姿や花が最大の魅力であるアジサイ。
花や形が不調になると魅力が損なわれてしまうでしょう。
そのような状態にならないために、適切な剪定を行い、花を咲かせる部分に充分に栄養を回す必要があります。
アジサイの剪定が必要な理由③株の成長を促す
アジサイの株が元気に成長するためには、剪定が必要です。
剪定を行わないまま育てていくと、花や枝が密集する状態となります。
すると、株全体の風通しや日当たりが悪くなり、病気にかかってしまったり、成長が鈍くなってしまったりします。
見た目を楽しむ花の成長も大事ですが、大前提としてアジサイの株が元気であることが大事です。
適切な剪定を行い、元気なアジサイを育てていきましょう。
また、鉢植えでアジサイを育てる場合は、地植えよりも剪定の必要性が高いです。
限られた土壌環境の中で育っていく必要がある鉢植えでは、地植えほどパワーはありません。
必要な箇所に栄養が行き渡るように、剪定を行うようにしてください。
アジサイの剪定は夏と冬に行おう!
アジサイの剪定は、夏と冬の2回行います。
それぞれポイントを押さえて剪定していきましょう。
アジサイの夏の剪定は咲き終わりに
アジサイの夏の剪定は、花が咲き終わった7月下旬までに行います。
秋の初めの9月頃から、次の年に向けて花芽ができるので、夏のうちに剪定しておきましょう。
夏の剪定のポイントは下記の通りです。
・咲き終わった花の部分を切り落とす ・花が咲かなかった枝はそのままにしておく ・品種の特性を確認する(品種によっては次の年も同じ枝に咲く品種がある) |
アジサイは基本的に、その年に花を咲かせた枝には、翌年花を咲かせません。
咲き終わった枝を切り落として、枯れた花に栄養が行かないようにしてください。
この時に注意したいのが「花が咲かなかった枝」です。
花が咲かなかったからといって枯れた枝と判断するのはNG。
新しくできた枝は1年目には花を咲かせず、翌年に花を咲かせます。
間違って切り落とさないように注意しましょう。
また、アジサイの品種の中には、花芽をつける時期や開花の周期が他の品種と異なるものもあります。
自分が選択した品種のそれらを確認し、周期にあった剪定を行ってください!
冬の剪定は不要な枝を整理
冬の剪定は1〜3月の休眠期に行います。
下記のポイントを押さえながら、剪定を行いましょう。
・風通しと日当たりが改善されるように ・重なっている枝や向きが他と違う枝を切り落とす ・アジサイ全体の形を確認しながら整えるように剪定する |
次のシーズンに、十分に風通しと日当たりを確保できるように、不要な枝を剪定していきます。
枝や枯れた花が密集していると、病気になるリスクが高まるので、株の状態をチェックしながら進めていきましょう。
アジサイをうまく育てるには?
アジサイをうまく育てるには、下記のポイントを抑える必要があります。
・夏の暑い直射日光が当たらない明るい場所に植える ・風通しの良い場所に植える(冬の寒い風は当たらないのが好ましい) ・夏は地面が乾きすぎないように涼しい時間帯に水やりを行う |
日当たりがよい場所に植えることで、鮮やかで綺麗な花を咲かせます。
しかし、夏の直射日光が当たりすぎてしまうと、うまく成長できません。
庭の中で最適な場所を選定し、植え付けを行いましょう。
また、風通しが悪い場所に植えてしまうと、湿気が溜まり「うどんこ病」にかかりやすくなります。
アジサイは、元々他の植物よりもうどんこ病にかかりやすい特徴があるので、なおさら気をつけなければいけません。
今回お伝えしてきたような剪定も行い、株内での風通しも確保して、湿気がたまらないようにしましょう。
アジサイは鉢植えでも栽培が可能!
アジサイは鉢植えでも栽培ができます。
しかし、剪定の項目でもお伝えしたように、地植えよりも成長のパワーが弱くなってしまいます。
1年に1回は植え替えを行い、剪定で不要な枝や花は取り除いて、効率よく栄養が行き届くようにしましょう。
また、鉢植えで育てる場合も「日当たり」と「風通し」がよい場所を選定する必要があります。
夏の直射日光が当たりすぎる時は半日陰に移動をして、冬は霜が降りない比較的暖かい場所に移動させてください。
鉢植えから地植えに植え付けを行う場合は、4〜6月頃に行いましょう。
その際は前項でお伝えしたポイントを押さえながら、環境を整えてあげてくださいね♪
東京都でアジサイの剪定をするなら弊社にご相談ください!
今回はアジサイについて解説してきました。
お伝えしてきた内容は下記の通りです。
【なぜアジサイの剪定が必要なのか?】
①鑑賞のしやすさ
②毎年綺麗な花を咲かせる
③株の成長を促す
【夏の剪定のポイント】
・咲き終わった花の部分を切り落とす
・花が咲かなかった枝はそのままにしておく
・品種の特性を確認する(品種によっては次の年も同じ枝に咲く品種がある)
【冬の剪定のポイント】
・風通しと日当たりが改善されるように
・重なっている枝や向きが他と違う枝を切り落とす
・アジサイ全体の形を確認しながら整えるように剪定する
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