ユリノキの剪定は間引きと高さのコントロールがメイン!
ユリノキの管理をしている・育てている皆さん、このようなモヤモヤを抱えていませんか?
・これ以上高く生長しないようにしたい
・近くに車を停めたいのだけど、倒れてこないか心配
・葉の色が変わっている!害虫がついているのかも・・?
ユリノキは生長スピードが早く、30m近くまで成長するものもある木です。
街路樹や庭木など植える場所ごとの「適切な高さ・大きさ」にコントロールする必要があります。
今回は、そんなユリノキの剪定のポイントについて解説していきます。
大きく、重くなりすぎたユリノキは、枝が折れてきたり、害虫の被害が起きてしまったりすることがあるため、定期的に剪定を行いましょう。
目次
ユリノキの剪定ポイントは3つ!
生長スピードが早いユリノキにおいて、剪定はとても重要な作業です。
そして、剪定をする際に押さえておきたいポイントは3つあります。
①春の直前に ②間引き剪定がメイン ③強剪定で高さをコントロール |
剪定が重要であるものの、高所作業となると、足腰に不安があったり、転落の可能性を考えて怖くなったりして、なかなか自分で剪定などのお手入れができません・・。
「ユリノキの剪定は誰かに任せたい」と思った時は、気軽に弊社にご相談ください。
転落して病院通いになってしまう前に、植木のプロにお任せください♪
ユリノキの剪定ポイント①春の直前に
3月のまだ気温が上がらない頃の剪定が適しています。
この季節は、木についていた葉が落ち、枝が見やすくなっている時期です。
剪定を行うには、枝と枝とのバランスを確認することが必要になるので、春が訪れる前に剪定を行いましょう。
ユリノキの剪定ポイント②間引き剪定がメイン
高さ・横幅をコントロールする必要がない場合は、間引き剪定がメインとなります。
下記のような箇所を切り落としていきましょう。
・密集している ・内向きや下向きに伸びている枝 ・長く伸びすぎている枝(1/3程度カット) |
特に、長く伸びすぎた枝は、強風にあおられて折れてしまうことがあります。
ユリノキの葉は、他の樹木よりも大きく、その分風の影響を受けやすいです。
近くに車や住宅があれば、枝がぶつかってガラスが割れてしまう被害が出る恐れがあるため、そうならないうちに切り落としておく必要があります。
自然に樹形は整う
基本的に、自然に樹形は整うため、大きさを制御しなければいけない場合を除き、強い剪定は必要ありません。
ユリノキは、生長する力があり、剪定によるダメージには比較的強いですが、それでも強い剪定をしすぎると枯れてしまうこともあるため、注意が必要です。
害虫・病気の被害はあまりない
間引き剪定は、害虫や病気の被害を予防する目的で行われることもありますが、ユリノキは害虫や病気に対して強いため、被害が出ることはあまりありません。
しかし、枝葉が密集している状態では、湿気がたまってしまうため、生長を阻害してしまう恐れがあります。
「ユリノキは強いから大丈夫!」と思わず、密集は解消してあげましょう。
ユリノキの剪定ポイント③強剪定で高さをコントロール
高さをコントロールするために、頂点を切り落とし、木が生長していく「芯」の部分を止める作業を行いましょう。
ユリノキは放っておくと30mにまで生長する木です。
山や広い敷地に植えていない限り、そこまで伸びてしまうと、不都合が多くなります。
・自分では剪定ができない ・台風の時に倒れてこないか心配! ・車や家が下敷きになるのでは・・? |
剪定作業やお手入れができなくなってしまうだけでなく、強風が吹き荒れた時に周辺の建物や車に被害が及ばないかという不安が生まれてしまうでしょう。
そのため「これ以上大きくなったら困る」という高さまで生長したら、頂点を切り落とし、安心して管理ができる高さを維持する必要があるのです。
切り落とす作業は危険が伴うので、必ず2人以上で作業し、転落しないよう注意しながら作業を行ってくださいね!
植え付けの際の位置選定が重要
ユリノキは、高さが伸びる木でありますが、横にも伸びるという特徴があります。
そのため「横に伸びて困る場所」に植えてしまうと、縦だけでなく、横に対する強剪定を行う必要もあるのです。
木に対してのダメージが大きくなり、枯れてしまうようなこともあるので、スタート地点である「植え付けの場所」をよく考えることが大切になります。
また、ユリノキは「直根性」という、真っ直ぐ下に伸びていく根であるため、移植には向きません。
直根性である根は、ダメージを与えると、移植先の土に根付かないという性質があるためです。
これらのことから、最初の植え付けの位置選びがとても重要であることがわかります。
大きくなることを頭に入れて、ユリノキ同士の間隔や位置を決めていきましょう。
ユリノキの育て方ポイント
剪定が重要であるユリノキですが、それ以外の部分はあまり手間がかからず、育てやすい樹木です。
知っておきたいポイントは3つあります。
①水やり・肥料は基本必要なし ②夏も冬も対策は不要 ③植え付け直後は支柱で支える |
ユリノキの特徴を頭に入れ、管理をしていきましょう。
ユリノキの育て方ポイント①水やり・肥料は基本必要なし
苗木が根付いた後は、水やり・肥料は基本的に必要ありません。
水やりに関しては、1週間以上雨が降らなかった場合や、猛暑日が続いた場合のみ、たっぷり水を与えましょう。
ユリノキの育て方ポイント②夏も冬も対策は不要
耐暑性・耐寒性共に強いため、基本的に対策は必要ありません。
しかし、植え付けて間もない、根付いていない時期の冬は注意が必要です。
寒さによって生長に影響が出る恐れがあるため、支柱やビニールを使ってユリノキを寒さから守ってあげましょう。
ユリノキの育て方ポイント③植え付け直後は支柱で支える
生長スピードが早いユリノキですが、植え付けて間もない頃は、風であおられないように、支柱で支えてあげましょう。
ユリノキの葉は、他の樹木と比べて大きいため、風の影響を受けやすいです。
特に、まだ根付いていない状態では、ダイレクトに風の影響を受けてしまうことから、しっかりと支えてあげることが必要になります。
植え付け直後の状態が、その後の生長スピードや樹形に影響しますので、幹が折れることがないよう注意してあげてください。
【東京都】ユリノキの剪定をするなら弊社へ!
今回はユリノキの剪定や育て方について解説してきました。
【剪定】 ①春の直前に ②間引き剪定がメイン ③強剪定で高さをコントロール 【育て方】 ①水やり・肥料は基本必要なし ②夏も冬も対策は不要 ③植え付け直後は支柱で支える |
ユリノキは適した環境で成長を続けると30mにまで伸びていく木です。
そのため、希望する高さを維持するには、強剪定が必要になります。
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-Ku-