雑草を放置するとどうなる?対策方法は?
放置すると、ぐんぐん成長する雑草。
対策をせず、放置するとどうなるかご存知でしょうか。
庭の雑草対策は時間もかかりますし、体力も削られるので放置しておいても大丈夫なら無視したいですよね。
ただ、雑草の放置はさまざまなトラブルを引き起こす原因になります。
この記事では雑草の放置によって起こるトラブルと対策方法を解説します。
雑草の特性を知り、効果的で負担の少ない対策をしていきましょう。
目次
雑草の放置によって起こる7つのトラブル
雑草を放置したらどうなるのかは、庭の状況や周辺環境によって違いがあります。
ただ、どのような環境でも以下の7つのトラブルは起こり得ると考えましょう。
①虫の発生
雑草を放置することで、初期に起こるトラブルは虫の発生です。
バッタや蝶くらいであれば良いかもしれませんが、ハエや蚊、蜘蛛、蛾なども発生します。
雑草が生い茂っているところは虫にとって餌のため、どんどん寄ってきます。
更に、花が咲く雑草が生えてくると蜂やアブもやってくるようになります。
ゴキブリなどの害虫も発生しやすくなるため、家の中でゴキブリが発生する原因になる場合もあります。
②害獣の発生
地域によっては害獣が発生するリスクがあります。
雑草の丈が高くなってくると小動物にとって身を隠すのに適した場所になるからです。
ヘビやアオダイショウなどの小動物は雑草が生い茂っているところを好みます。
山林が近い場合には害獣が下りてきて住み着いてしまうこともあるので注意が必要です。
③健康被害
雑草の放置は健康被害につながるリスクもあります。
花粉症に悩まされている方は多いと思いますが、近年ではスギやヒノキ以外の花粉にアレルギーを持つ人も多くなってきました。
典型的なのがイネ科の植物で、ブタクサが最も有名です。
アレルギーは種類が多いので、家族がアレルギーのある雑草を放置してしまうと窓を開けるだけでアレルギー症状に悩まされるようになります。
④犯罪リスク
丈の高い雑草が生い茂ると、犯罪に使われるリスクが高くなります。
空き巣は人目に付かないように巧妙に計画を立てて侵入する家を選びます。
雑草の中に身を隠せる家は狙われやすくなるでしょう。
また、放火魔は燃えやすいものが多い家を選ぶ傾向があります。
雑草が生い茂っていればよく燃えるため、狙われやすくなります。
⑤美観の低下
雑草を放置すると庭の美観が低下するのも問題点です。
家族が気にしないのなら放置しても良いと思うかもしれませんが、道行く人たちから庭が見える場合にはひどい家だと思われてしまうでしょう。
来客があった時には、品性を疑われることも考えられます。
雑草が少し生えているくらいなら問題はないですが、生い茂るような状況は避けた方がいいでしょう。
⑥隣人トラブル
隣人トラブルの原因として、庭の管理はよくあることなので注意が必要です。
雑草を放置して虫が大量発生したら隣人にも影響があります。
また、雑草の花粉は広範囲に拡散するので、隣人がアレルギーを持っていたら迷惑をかけることになります。
更に、もし放火された場合、隣人の家に飛び火がある可能性もあるでしょう。
隣人関係を良好に保つためには雑草の放置は厳禁です。
⑦状況の深刻化
雑草は放置すると状況がどんどん深刻になっていきます。
雑草は生き物なので育つのが当然で、放置すると成長して大きくなります。
数も増えていくので状況は悪化する方向にしか進みません。
いよいよ雑草がひどい状況になってから対処しようとしても途方に暮れてしまうでしょう。
早めに手を打たないと「もう無理だから諦めよう」という気持ちに駆られてしまいます。
対策前に知っておきたい!雑草が生えてくる理由
これまでご紹介した通り、雑草は放置せず、対策をしなければなりません。
とは言え、対策するにも知識が必要です。
雑草が生えてくる理由を理解して、今後の対策を考えていきましょう。
種が周囲から飛んでくるから
雑草が生えるのは種が周囲から飛んでくるからです。
自宅の庭の中で1本でも雑草が生えたら、種を飛ばして翌年には沢山増えてしまいます。
近隣の家の庭から飛んでくることも少なくありません。
鳥の糞にも雑草の種が含まれていることが多く、雑草が生える原因になります。
いろいろな状況で雑草の種は飛んでくるので、根絶したとしてもまた生えてきます。
根っこが残っているから
雑草は種が飛んでこなかったとしても根っこが残っていれば生えてきます。
草刈りをして綺麗にできたとしても、根っこが残っているれば翌年には繁茂してしまうでしょう。
そのため、草刈りではなく草抜きをすることができるなら、草刈りに比べて長く綺麗な状態を保てます。
「草刈りと草抜きの違いやそれぞれのポイントについて詳しく解説!」は、こちらのページです。
雑草対策の方法
雑草対策はすぐにできる方法もあります。
雑草が生えてくる理由を踏まえて、雑草の対策方法を見ていきましょう。
草刈り・草抜きをする
草刈り・草抜きをするのが一時的な雑草対策としては最も簡単でしょう。
手作業で草刈りをするのは大変ですが、草刈り機を使用すればあっという間に草刈りができます。
また、草抜きができれば、より長く草が生えるのを防止できます。
効果を出すためには一本ずつ丁寧に根っこが切れないように抜く必要があります。
大変ではありますが、着実に草抜きを数年間やっていけば雑草の量が減り、放置できる期間も長くなっていきます。
庭の管理に十分に時間をかけられるなら検討してみましょう。
除草剤を撒く
除草剤を撒いて雑草を全て枯らしてしまうのも効果的で、あまり手間がかからない方法です。
雑草用の除草剤はホームセンターやインターネットで購入できます。
ただ、庭で樹木を育てていたり、ガーデニングをしている場合には、一緒に枯らしてしまうリスクがあります。
そのため、雑草だけを根絶やしにできる除草剤を選ぶことが必要です。
防草シートを敷く
防草シートを敷けば、雑草が光合成できなくなりますので、とても良い対策方法です。
どのようなシートでもいい、というわけではなく、シートを選ぶ際には遮光効果・強度・透湿性の高いものを選ぶのがいいでしょう。
「安いものでいいだろう」と値段優先で選んでしまうと、シートの下で育った雑草がシートを突き破ってしまいます。
防草シートはホームセンターやインターネットで購入できます。
業者に依頼する
雑草対策は自分でやろうとすると大変です。
専門業者に依頼すれば失敗がなく、労力も最小限に抑えられます。
草刈り、草抜き以外にも防草シートや砂利敷きなど、様々な対策方法を提案してくれるでしょう。
定期的に草刈り・草抜きを依頼して庭のメンテナンスをするのも賢い方法です。
作業メニュー「トータルメンテナンス」については、こちらのページです。
東京・神奈川の雑草対策なら植木ドクターへ!
雑草を放置するとトラブルが発生するリスクが高いので、適切に対処することが大切です。
草刈りや草抜きで地道に対応することもできますが、負担が大きいことは否めません。
植木ドクターでは草刈りを初め、様々な雑草対策を承っています。
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