草刈り後の雑草どうする?自分で処理する方法、業者に依頼する方法
自宅の庭や畑の草刈りをした後、雑草の処理をどうすればよいか迷った経験がある方もいらっしゃるでしょう。
雑草を処理する方法には、大きく分けて自己処理をする方法と業者に依頼して処理する方法があります。
ここでは、自己処理に適した具体的な方法を3つ、業者利用をする具体的な方法を3つ挙げて分かりやすく解説します。
これから雑草がぐんぐん伸びてくる時期です。
処理に困ったら、ぜひご参考になさってください。
目次
自分で処理する方法
草刈り後の雑草を低予算で行いたい場合は自分で処理するという方法がいいでしょう。
可燃ごみとして処分する、土に埋める、堆肥として再利用するという主な3つの方法を紹介します。
いずれの方法においても、処理前の事前準備として、刈り取った雑草を天日干しにして乾燥させましょう。
天日干しにすることで、雑草の量が少なくなり、作業がしやすくなります。
雑草を乾燥させる際には、できるだけ平らな状態に雑草を広げ、日光が良く当たる場所に置いておくと、効率よく天日干しができます。
なお、直接地面に雑草を置くと、地面に根付いてしまう可能性があるため、ブルーシート等の上に置くのが理想です。
可燃ごみとして処分する
自分で簡単に雑草を処分できる方法としておすすめなのが、可燃ごみとして処分する方法です。
雑草は、一般家庭で出るごみなどと同様に、一般廃棄物に分類されます。
各自治体で指定されたゴミ袋がある場合、大きめの指定袋を用意して、雑草をゴミ袋に詰めて指定された曜日にゴミステーションに出します。
ゴミ袋に入れる前には、雑草をしっかり乾燥させると共に、小石や土ができるだけ混ざらないようにすることを心掛けましょう。
なお、一般ごみとして回収可能な量は、自治体によって規定量が異なります。
大量の雑草を可燃ごみとして捨てる場合、産業廃棄物の扱いになる可能性もあるため、事前に問い合わせをして確認すると安心です。
土に埋める
SDGsを意識した雑草の処理として、土に埋める方法もあります。
雑草を土の中に埋めると、時間を掛けて自然に土に還ってゆきます。
エコで魅力的な方法である一方、雑草を埋めるための穴を掘る作業は、意外と重労働でもあります。
穴の深さの目安は、30cm~40cm程度がいいでしょう。
また、雑草を乾燥させてから埋めても、土の中で根付いて生えてしまうというリスクも伴います。
土に根付くのを防ぐには、事前に除草剤を使って雑草を枯死させ、その後に土に埋めると安心です。
堆肥として再利用する
環境にやさしい方法としては、堆肥として再利用する方法も挙げられます。
効果的に堆肥を使うと、土の中の微生物を増やすことができ、植物の成長を促すことが可能です。
天日干しにした雑草を生かして堆肥として使う場合、枯草以外に、米ぬかと土を用意してください。
枯草と米ぬかを混ぜたものに土を被せて放置し、1ヵ月に1度のペースで下から混ぜ合わせましょう。
半年ほど作業を繰り返すと、堆肥として利用できます。
自分で雑草を処理する際の注意点
自分で雑草を処理する際には、どのような点に注意して作業を行えばよいのでしょうか。
ここでは重要な2つのポイントについて解説します。
焼却処分をするのは厳禁
草刈りを終えた雑草を処理する際には、焼却処分をしないようにしてください。
大量の雑草を刈り取った場合、手っ取り早く処理できる焼却を選択したくなるかもしれませんが、家庭ごみの焼却は法律上禁じられています。
違反行為が発覚した場合、懲役や罰金といった罰則が科されてしまいますので、注意しましょう。
また、雑草を焼いた際に発生する煙は、悪臭のもとになるだけでなく、PM2.5など大気汚染にも結び付く可能性があります。
人体や環境に悪影響を及ぼすものであると認識し、くれぐれも雑草を野焼きをするのは避けてください。
長期間放置しない
刈り取った後の草は速やかに処理を行い、長期間に渡って放置することがないようにしましょう。
雑草をそのまま置いておくと独特の草の匂いが大気中に漂い、悪臭の原因となります。
草の種類によってはかなりの悪臭の原因となる草もあります。
また、刈り取った後の雑草を放置すると、健康被害のリスクもあります。
特にブタクサやイネ科の雑草には、くしゃみや鼻水、涙目といったアレルギーの原因となる物質が含まれています。
さらに、枯草を放置すると、悪臭やアレルギー症状を引き起こすといった原因になるだけでなく、近隣トラブルのもとになってしまうケースも少なくありません。
そういったトラブルを回避するためにも、できるだけ早く処理するようにしてください。
「雑草を放置するとどうなる?対策方法は?」は、こちらのページです。
業者に依頼して処理する方法
自分で処理するのが大変そうだと感じる場合、業者に依頼する方法を検討しましょう。
ごみ回収業者、草刈り業者、植木屋という草刈り後の雑草の処分を依頼できる代表的な3つの業者について、分かりやすく説明します。
ごみ回収業者
膨大な量の雑草の回収が必要な場合、自治体のごみ回収を利用するのではなく、ごみ回収業者を利用するとスムーズです。
料金設定は業者によって異なりますが、家庭ごみのようにごみ袋一つあたりの価格設定になっているのではなく、ゴミ回収に使うトラックの大きさによって価格設定をしている業者がほとんどです。
規定のトラックに載せられる量であれば、どれだけ多くの草であっても、まとめて回収してもらえるため、スピーディに作業が終わります。
草刈り業者
草刈り作業に対する負担を軽減したい場合、草刈り業者への依頼を検討してください。
草刈りのプロである業者に依頼すれば、迅速に草刈りの作業をしてもらった上で、草刈り後の雑草を処分する作業まで行ってもらえます。
仕上がりきれいな上、刈った場所からすぐにまた雑草が生えてくるといったトラブルも発生しづらく、自分で処理するよりも質の高い作業を期待できるのは、草刈り業者ならではの魅力です。
植木業者
プロに任るなら、植木業者を利用するのもおすすめです。
草刈りや雑草の後処理といった作業に加えて、庭の木の剪定も依頼できるので、お庭の手入れを全般的に行ってもらえて大変便利です。
なお、植木業者に草刈りを依頼する場合、作業代以外に草の処分費用が別途必要となる業者もみられます。
業者ごとに価格設定が異なりますので、事前にきちんと料金体系を確認した上で利用するようにしましょう。
業者に依頼するメリット・デメリット
自分で処理するのではなく、業者に依頼する方法を選択する場合、どのようなメリット、デメリットがあるのでしょう。
自分で処理するか、業者に依頼するか迷ったら参考になさってください。
業者に依頼するメリット
業者に依頼するメリットとしては、時間が短くて済むという点に加えて、作業の労力が大幅に軽減できるという点が挙げられます。
自分で草刈り後の草を処分する方法は、どの方法を選択するにせよ、それなりに時間と労力が必要です。
業者に依頼すれば、プロならではの手際の良さでスピーディに対応してもらえるため、負担を減らすことができます。
特に大量の雑草が発生した場合は、かなりの重量になるため、運搬したり、穴掘ったりして処理するのに体力を使います。
業者に依頼する方が、スピーディに作業が完了するケースも多いです。
業者に依頼するデメリット
一方で業者を利用する方法は、自分で処理するよりもどうしてもお金が掛かってしまうのが、デメリットです。
業者を利用してごみ回収のみを依頼するケースであっても、家庭ごみとして自治体に回収してもらうよりはコストが掛ります。
また、業者を利用する機会が少ない人の場合、適切な業者選びをするのが難しいと感じることも少なくありません。
作業完了後に法外な料金を請求してくる悪徳業者も存在するため、慎重に業者選びをすることが求められます。
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