防草対策!施工時期の工夫で賢く来季の雑草を減らす方法
雑草の増殖を抑えるために行なわれる防草対策。
実は、いつ対策するかによってその効果が異なることをご存じですか?
せっかく対策するならより効果のある時期に施工したいと思いますよね。
そこで今回は、防草に適した時期と効果的な防草対策について解説します!
目次
いつ?防草に適した時期とは
防草対策に適した時期はずばり12月・1月です。
雑草は春や夏にグンと成長しますが、反対に冬は成長が遅くなり対策するにはぴったりなシーズンなのです。
ここでは、12月・1月が防草対策にぴったりな理由をご紹介します。
理由①:雑草の発芽前に成長をストップさせる
“種子が発芽するためには、必要な環境条件があり、水、酸素、温度、光が発芽を左右する。”
実は雑草が発芽するには条件があり、その多くは冬に発芽条件が揃いません。
雑草が最も発芽するのは2~4月。そのため、発芽前に対策することで効率的に防草対策を行なうことができます。
理由②:春に伸びる雑草を事前に予防する
発芽シーズンを無事終えた雑草は、春になるとグングン成長していきます。
たとえば春によく見られる雑草は以下です。
- シロツメクサ
- ハルジオン
- カラスノエンドウ
- スギナ
この他にも多くの雑草が春に芽吹くため、防草対策の際は春が訪れる前に行なうことがおすすめです。
特に上記で挙げたスギナは、根をしっかり張る生命力が強い雑草のひとつです。
広い範囲に根を張る雑草は表面の草を刈ったところで新しい芽が伸びてきます。そのため、発芽前の対策が重要になります。
理由③:春・夏は業者の繁忙期にあたる
剪定や草刈りを行なう造園工事業界は、春・夏に繁忙期を迎えます。
草木の成長が著しく見られる暖かい季節は剪定や草刈りの依頼が集中するのです。
そのため、「今手入れをして欲しい!」と思っても予約が取れない場合も。
いくつかの業者をあたっても空きがない可能性もあるため、業者が繁忙期を迎える前に対策することがおすすめです。
また、反対に閑散期は1~3月と言われています。
防草に適した時期が12月・1月でちょうど造園工事業界の閑散期と重なっていますね。
比較的お好きな日程で予約しやすいシーズンなので、ぜひこのタイミングをご活用ください。
理由④:草刈りのコストがカットできる
冬は雑草の伸びるスピードが低下します。
そのため、防草対策の始めに行なわれる草刈りのコストをカットすることができます。
業者に依頼する際、草刈りは1㎡あたりの価格を設定していることがほとんど。
作業範囲が広ければ広いほど価格があがってしまうのです。
そのため、草刈り範囲が少なく済む冬に依頼することでコストを抑えることができますよ。
植木ドクターの作業メニュー「防草」については、こちらのページです。
おすすめ!効果的な防草対策の手順
おすすめの防草対策は、防草シート+防犯砂利の敷き詰めです。
防草シートとは日光を遮ることにより雑草の成長を止める働きをするシートのことを言います。
また、防犯砂利とは音が鳴ることで防犯作用がある石のこと。
この2つを組み合わせることで、防犯機能を持ち合わせた防草対策を行なうことができます。
ここでは、防草シートと合わせて防犯砂利を敷き詰めるために必要な道具と手順をご紹介します!
必要な道具
工程 | 道具 |
草刈り | 鎌(カマ) |
鍬(クワ) | |
草刈り機 | |
ハサミ | |
軍手 | |
除草剤の散布 | 除草剤 |
除草剤散布機(広範囲の場合) | |
防草シート | 防草シート |
釘 | |
テープ | |
ハンマー | |
ハサミorカッター | |
軍手 | |
メジャー | |
防犯砂利 | トンボ |
タンパー | |
砂利 |
実は防草対策には多くの道具を必要とします。
軍手やハサミ程度であればすぐに用意できますが、草刈り機や防草シート、さらには防犯砂利ともなると準備だけでも時間を要します。
防草シートや防犯砂利の施工でお困りの際は、ぜひお気軽に植木ドクターまでお問合せください。
お見積りやご相談は無料にて受け付けています♪
手段①:雑草を取り除く
まずは施工範囲の雑草を撤去します。
草刈りに使用される一般的な道具は以下です。
- カマ
- クワ
- ハサミ
- 軍手
- 草刈り機
作業の際は必ず軍手を使用するようにしましょう。
雑草は時に鋭く手を傷つける可能性があります。
土がついた状態でケガをすると化膿する場合もあるため、手を保護しながら作業することをおすすめします。
手順②:除草剤を撒く
雑草の撤去が完了したら除草剤を撒きます。
除草剤は液体や粉末など、さまざまな種類が販売されています。
根がしっかりしているスギナなどは、より強力な除草剤を使用することで根から枯らすことができます。
除草剤を使用する際は雨量の多い日を避け、小雨や晴れの日に行ないましょう。
適切な天候は使用する商品により異なります。
ご使用前に使用方法をご確認のうえご利用ください。
手順③:防草シートを敷く
除草剤の散布が完了したらいよいよ防草シートの出番です。
敷きたい場所の土をトンボで平らにし、さらにタンパーを使用して土ががっちりと固まるよう表面を整えていきます。
その後、土とシートの密着度が高くなるようぴったりと敷き詰めていきます。
この時シートの中央も釘で固定することで、防草効果の持続性がアップします。
最後に釘を打った箇所にテープを貼ります。
テープを二重にするとさらに持ちがよくなりますよ。
手順④:防犯砂利を敷き詰める
最後に防犯砂利を敷き詰めます。
防犯砂利を敷き詰めたら隙間を埋めるように一通り歩きましょう。
石が足りない場合は追加を、多すぎる場合は少し減らして調整してください。
また、防草シートや防犯砂利の施工は私たち植木ドクターでも承っています。
重い石を購入するのが大変、作業するのが難しい、そんな時はお気軽にお問合せください♪
植木ドクターの作業メニュー「防草」については、こちらのページです。
防草対策を行なうメリットは?
防草対策を行なうと、雑草手入れの手間を省くことができ、さらには見た目を維持することができます。
ここではそんな防草対策を行なうメリットについてお話します!
見た目のキレイを維持できる
まず第一に防草対策をすると見た目を保つことができます。
雑草が生えていると見た目も悪くなってしまいますが、対策することでご自宅の見栄えがよくなりますよ。
草刈りの時間を削減できる
草刈りにかかる時間をカットすることができます。
作業が必要な場所によって所要時間は異なりますが、草刈りはすぐに終わる作業ではありません。
まずは準備をし、作業する。最後には片付けが必要となりますが、それらの時間を削減できるのです。
ゴミ処理の必要がなくなる
草刈りを行なうと雑草のゴミが出るため、都度ゴミ処理が発生します。
まとめて草刈りした場合はゴミの日まで雑草を保管することになりますし、ゴミ処理場に持ち込むとしても手間がかかりますよね。
しかし、防草対策を行なうことで草刈りの必要がなくなり、ごみ処理問題もクリアになります。
そのため、防草対策は草刈り作業だけでなく、その後の処理もカットできるのです。
防草対策のお悩みは植木ドクターへ!
植木ドクターでは、草刈りや防草対策の施工も受け付けています。
冬にご依頼いただくことで、より効果的な作業を行なうことができますよ。
雑草が発芽する前にぜひお気軽にお問合せください♪
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