シンボルツリーは鉢植えがおすすめ?地植えとの違いを徹底解説!
「シンボルツリーを植えたいけど、地植えと鉢植えどっちがいいの?」
そう思ってスマホを眺めている人はいませんか?
地植えと鉢植えを検討する際は、それぞれのメリットとデメリットをしっかり頭に入れた上で「自分にはどっちが合っているかな?」と考えることがとても重要です。
そこで今回は、そんなモヤモヤを抱えている人の為に「自分には地植えと鉢植えどちらが合うのかな?」という結論を一緒に考えていきたいと思います。
目次
シンボルツリーとは?
シンボルツリーは、植えた庭の「顔」となる庭木の事を指します。
主な役割は下記の通り。
・庭作りのメインとなる |
庭作りにおいて、メインを作っておく事はとても大切です。
メインに沿って庭を作り上げていく事で、全体的な統一感も出す事ができます。
また、視線を遮る目隠しの役割も果たす事が可能。
お風呂やリビングの前に植えれば、室内での暮らしも快適に感じるでしょう。
このように、お家によって様々な役割を果たしているシンボルツリーですが「どのタイミングで植えたらいいかわからない!」という人も多くいます。
シンボルツリーは、新築の際にお庭の計画の1つとして植える事もあれば、お子様が生まれた際に「記念樹」として植えられる事もあるものです。
しかし、そのような明確なきっかけがなくてもシンボルツリーは植えてOK!
「植えたい!」と思った時が1番の植えどき、と思っておきましょう。
シンボルツリーは鉢植えの方が管理しやすい?メリットは3つ!
シンボルツリーの植え方は「地植え」の他に「鉢植え」があります。
鉢植えにするメリットは3つ。
・寒さに弱い木でも育てる事ができる ・庭の整備状況で場所を変えられる ・剪定がしやすい |
全てのメリットに共通しているのは「管理がしやすい」という点です。
シンボルツリー鉢植えのメリット①剪定がしやすい
鉢植えにするメリットは「剪定のしやすさ」があります。
地植えで育てるよりも、生育力がダウンする代わりに「自分のペースに合った剪定ができる」のです。
成長スピードが速い事でも有名なシマトネリコは、予想以上にグングン伸びます。
2年もあれば1mは成長する上に、地面近くからどんどん幹が生えてくる特徴があるので、剪定がとても大変です。
適当に高さだけ抑えようとしても、不自然にその部分だけが枯れてしまうなどして、見栄えが悪くなっていきます。
モサモサになったシマトネリコを眺めて「こんなはずじゃなかった!」と泣きたくなった・・という事態にもなりかねません。
一方、鉢植えで育てればその生育力を抑える事ができます。
身長が高くない女性でも手軽に剪定ができるので、日々のお手入れも簡単になるでしょう。
自分のペースでのんびり育てたいという人には、鉢植えがおすすめです。
シンボルツリー鉢植えのメリット②寒さに弱い木でも育てる事ができる
シンボルツリーを鉢植えにするメリットは、寒さに弱い木でも育てる事ができる点です。
人気が高いシマトネリコは、厳しい冬の寒さに弱い常緑樹。
植える地域によっては、地面が凍結し、成長を阻害してしまう可能性もあります。
しかし、鉢植えであれば冬場は室内や日当たりの良い場所に移動する事が可能。
季節や生育によって置く場所を変える事ができるので、寒さに弱くても対策をする事ができます。
地植えよりは生育力がダウンしてしまいますが、日が当たらない寒さが厳しい場所に植え続けるよりはずっと良いと言えるでしょう。
シンボルツリー鉢植えのメリット③庭の整備状況で場所を変えられる
新築当初や「庭をおしゃれにしよう!」とした際に、完成形が思い描ける人は少ないと思います。
「徐々に完成させていく」というスタイルで始める人が多いのではないでしょうか?
張り切ってシンボルツリーを1番目立つ場所に植えてみたものの「ちょっとここだとバランスが悪いかも・・」という後悔に繋がる事もあるかもしれません。
シンボルになるものではあるものの、やはりその位置はよく考えて決めたいという人も多いと思いますので、鉢植えで植えておくのがおすすめです。
「木は欲しいけど、場所は決められない!」という人にも鉢植えは適しているかもしれませんね。
地植えと比較して「その時の気分や庭の仕上がりで場所を変える事ができる」という点は、大きなメリットであると言えるでしょう。
シンボルツリーの鉢植えは生育力がダウン!鉢の在庫が増えるのがデメリット!
シンボルツリーを手軽に楽しむには鉢植えがおすすめです。
しかし、鉢植えをする事にはデメリットもあります。
・大きくは育たない ・土を乾燥させないのが難しい! ・成長に合わせて鉢を用意する必要がある |
シンボルツリーの鉢植えのデメリット①大きくは育たない
シンボルツリーを鉢植えで育てる事のデメリットは、大きく育てる事ができない事です。
木の種類によっては、鉢植えでも大きく育つものはあります。
しかし、一般的には地植えで育てた場合よりも大きく育たない場合の方が多いです。
あえて小さく育てたいという人は鉢植えで良いかもしれませんが、やはり「シンボル」になる木なので大きく育てたいという人が多いのではないでしょうか?
自分の庭にはどれぐらいのサイズのシンボルツリーが必要なのかをシミュレーションして、鉢植えなのか地植えなのかを検討してみましょう。
シンボルツリーの鉢植えのデメリット②土を乾燥させないのが難しい!
鉢植えは、すぐに水が抜けていってしまいます。
その為、こまめな水やりが必要です。
地植えであれば、根っこが広く伸びていけるので根っこに接している土から水分を吸い上げる事ができます。
しかし、鉢植えではその面積が狭い上に、全て下に抜けていってしまいますよね。
木に充分に水分を与えるには、土を乾燥させないように定期的なチェックと水やりが必要になります。
習慣づかないと「何日も水あげてなかった!」なんて事にもなってしまうので、めんどくさがり屋な人は地植えの方が向いていると言えるでしょう。
シンボルツリーの鉢植えのデメリット③成長に合わせて鉢を用意する必要がある
当たり前ですが、木は成長します。
成長に合った鉢をその都度準備する必要があるので、何個も鉢の在庫が必要になってくるでしょう。
また、大きくなればなるほど鉢の値段も上がり、重量も上がってきます。
移動のしやすさがメリットであったのに、移動が難しくなったのでは本末転倒。
「ずっと今のままのサイズではない」という事を頭に入れておかないと、後々大変な事になってしまうかもしれません。
途中で地植えに変えるか、あらかじめ地植えを想定した計画を進めていきましょう。
シンボルツリーの人気な樹種
ここまで、鉢植えや地植えのメリット・デメリットをお伝えしてきました。
なんとなく「自分は鉢植えの方が良さそうだな」「地植えの方がいいな!」という気持ちが固まってきたかと思います。
すると、鉢植えでも育てられるシンボルツリーって何があるのだろう?という段階に上がりますよね。
そんな皆さんの為におすすめな樹種2つをここでご紹介していきますので、是非参考にしてみて下さい。
シンボルツリーの人気な樹種①シマトネリコ
シマトネリコの特徴は3つあります。
・成長スピードが速い ・葉っぱ数や幹が多く、風に揺れる姿が涼しげ ・目隠しに使う事ができる |
成長スピードが速い為、剪定の回数が他の木よりも多いです。
しかし、成長が速い分、葉っぱや枝・幹の数が多い為「目隠し」としての役割を果たします。
また、夏はしっかりとした日陰を作り出す上に、風に揺れる姿がとても涼しげ。
「自然のカーテン」を作る事ができるのが、とても魅力的です。
シンボルツリーの人気な樹種②レモンの木
レモンといえば、柑橘系。
「暖かい地域じゃないと育たないのでは?」と思われていますが、鉢植えであれば全国どこでも栽培が可能です。
レモンの木の特徴は2つあります。
・3m程の高さなので、剪定などの手入れがしやすい ・果実は1本でも実り、食べる事ができる! |
同じく人気な樹種であるシマトネリコは、10m程まで成長する木です。
しかし、レモンの木は3m程なので剪定などの手入れをする場合に、とても楽。
女性でも低めの台に登れば、簡単に作業が可能になります。
また、レモンは1本でも実を作る事ができる自家結実性のある木。
何本も植える必要がないので、シンボルツリーとしても使う事ができますよ。
シンボルツリーは鉢植えがいい?それとも地植え?のまとめ
今回はシンボルツリーは鉢植えがいいのか、地植えがいいのかをメリット・デメリットをご紹介してきました。
内容をまとめると下記のようになります。
メリット | デメリット | |
鉢植え |
・寒さに弱い木でも育てる事ができる ・庭の整備状況で場所を変えられる ・剪定がしやすい |
・大きくは育たない ・土を乾燥させないのが難しい! ・成長に合わせて鉢を用意する必要がある |
「大きく育てたい!」
「物置に鉢を増やしたくない」
このように思う人は、地植えがおすすめです。
しかし、地植えをする際は、
・その地域に合っている木か?
・気をつけなければいけない事はないか?
・植える場所はどこがいいのか?
など検討すべき項目がいくつかあります。
「失敗したくない!」と思う人は、是非弊社にご相談ください!
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