庭木の抜根はいくらかかる?費用を節約する方法とは
切株をそのままにしておくと、シロアリの住処になったりスズメバチが巣を作ることがあります。
そこで抜根がオススメですが、気になるのがその費用ですよね。
この記事では切り株の抜根について費用相場などを詳しく解説します!
目次
抜根の費用相場はいくら?
一般的に抜根にかかる費用は、小さな庭木の場合で5,000円~10,000円程度です。
ただ、この費用はあくまで目安で、作業内容や庭木の種類によって異なります。
木が太い場合や重機が必要な場合、料金も高くなります。
◆抜根の費用はどうやって決まる?
抜根をプロに依頼した場合、おおまかに以下の項目で決まります。
・抜根費用 ・整地費用 ・根の処分費用 以下は必要な場合 ・伐採費用 ・重機使用料金 |
見積もりを出してもらった際は、この内のどこまでが含まれているのかをしっかり確認しておきましょう。
上記にあげた各項目ごとの費用相場について解説します。
①抜根費用
抜根費用は幹の直径により費用が異なります。
幹の直径 | 費用相場 |
15cm未満 | 約3,000~5,000円 |
15~30cm | 約4,000~7,000円 |
31~50cm | 約7,000~25,000円 |
51cm以上 | 約25,000円~ |
②整地費用
抜根した後、その場所はぽっかりと穴が空いた状態になるので、穴を埋めて整地する必要があります。
整地にかかる費用は1㎡あたり約600円~です。
③根の処分費用
掘り起こした根の処分費用は幹の直径によって決まります。
幹の直径 | 根の処分費用 |
~15cm | 約3,000円~10,000円 |
15~30cm | 約7,000円~15,000円 |
30~60cm | 約10,000円~約20,000円 |
④伐採費用
抜根は切り株の状態で根を掘り起こす作業ですが、切り株ではなく樹木1本の処分の場合は先に伐採が必要です。
植木ドクターにご依頼された場合、伐採にかかる費用は以下の通りです。
高さ | 価格 |
1m未満 | 1,100円~ |
1m~2m | 2,200円~ |
2m~3m | 3,300円~ |
3m~4m | 4,950円~ |
4m~ | 6,050円~ |
⑤重機使用料金
根が大きい、数が多いという場合は重機を使って掘り起こします。
バックホーを使用する場合は1日約20,000円~50,000円。
クレーンを使用する場合は1日約100,000円~200,000円です。
バックホーとは、一般的にショベルカーやユンボと呼ばれる重機です。
運転席の前の長いアームにスコップのような機器が付いています。
クレーンは抜根した根を運び出せない場合に上から吊るして運ぶ為に使用します。
◆木の種類別の抜根費用相場
木の種類によっても以下のように抜根の費用相場が異なります。
・コニファー(幹の直径が15cmの場合)・・・約4,000円~15,000円 ・シマトリネコ(幹の直径が30cmの場合)・・・約12,000円~25,000円 ・桜(幹の直径が1mの場合)・・・約50,000円~100,000円 ・竹(範囲100㎡の場合)・・・約120,000円~150,000円 |
竹のみ特殊で、幹の直径ではなく範囲で換算します。
その理由は、竹は地下茎といって地中に茎が埋もれています。
地下茎は横へ深く伸びているので掘り起こす作業が必要です。
また、竹は生命力が強く、根を全滅させなければ再び生えてきます。
竹はほとんどの場合、重機を使用するので料金も高くなります。
竹だけでなく桜も根がしっかりしているので、いずれもバックホーを使用します。
バックホーやクレーンを使うかどうかは、業者が現場の状況を踏まえて判断します。
◆抜根の費用が高くなるケース
先述したように重機を使用する場合や、竹など特殊な抜根の場合は費用が高くなります。
その他にも以下のような場合は費用が高くなります。
ケース①根が住宅の基礎やパイプに触れている
お住まいの近くにある切り株は根が基礎やパイプに触れている場合があります。
この場合、基礎やパイプを傷つけてしまわないよう作業を進める必要があります。
通常よりも作業難易度が上がる為、費用が高くなります。
ケース②根がコンクリートを貫通している
根がコンクリートを貫通している場合、無理に根を引き抜くとコンクリートが大きく崩れてしまう恐れがあります。
その為、慎重に作業を進めなければならず、難易度の高い作業です。
状況によってはコンクリートを壊したり、壊れた部分を修繕しなければなりません。
ケース③根が広範囲に広がっている
根が浅くても横に広がっていたり、地中深くまで伸びている場合は掘り起こす面積が広くなるので費用が高くなります。
抜根費用を節約する3つの方法
抜根にかかる費用はできるだけ安く抑えたいですよね。
抜根費用を節約する方法がありますので、ご紹介します。
①伐採と抜根を同時に依頼する
伐採と抜根を別々に依頼することもできますが、そうすると費用が割高になります。
切株の状態ではなく樹木まるまる1本を処分する場合は同時に行った方が費用を節約できます。
また、伐採だけ行って切り株の状態を残すとシロアリなどの虫が巣を作ってしまったり、根の成長が進んで配管などに影響を及ぼす恐れがあります。
伐採をする際には抜根もしてもらいましょう。
②相見積もりを取る
抜根の依頼をする際は、1社だけでなく2社以上の業者から見積もりを取ると、費用を比較できます。
費用だけでなく、丁寧な作業をしてくれるかどうか、納得のいく説明をしてくれるかなども見ることができます。
③自分で抜根する
そもそも業者ではなく、自分で抜根できるなら費用はだいぶ節約できます。
自分で抜根する場合、軍手、シャベルやスコップ、のこぎりなどの道具を用意しましょう。
抜根の際は切り株の周りの土を全方向から掘り起こし、剥き出しになった根を切ります。
最後に切り株を左右に揺らして引き抜きます。
抜根した根は燃えるゴミや粗大ゴミで処分します。
量が多くゴミに出すのが大変な場合は業者に依頼して回収してもらいましょう。
抜根をプロに依頼するメリット
抜根の費用を節約する為に、道具を揃えて自分で行うこともできます。
そうすることで費用を安く抑えられます。
しかし、抜根をプロに依頼するメリットもあります。
プロに依頼するメリットを3つご紹介します。
①スピーディに抜根してもらえる
抜根は簡単そうに見えて意外と大変な作業です。
慣れていないと時間もかかるでしょう。
その点、慣れているプロにかかればスピーディに抜根してくれます。
また、小さな切り株だからと自分で抜根をしようと土を掘り起こしたものの、根が広がっていたということはよくあります。
広がっている根を1つずつ取り除いていくのはとても根気が必要で、時間がかかってしまいます。
②怪我をする恐れがない
抜根はのこぎりなどを使うので、作業に慣れていない人が行うと怪我をしてしまう恐れがあります。
また、取り除いた切り株は想像以上に重たいので落として怪我をする可能性もあるでしょう。
プロである業者に依頼すれば怪我を負うリスクがないので、無理せず依頼しましょう。
③適切な処理ができる
樹木の状況は様々なので、それに合わせた処理をする知識や技術が必要です。
適当に行ってお住まいの一部を傷つけてしまうことになっては大変です。
また、業者に依頼すれば取り除いた根の処分も任せられます。
適切な処理を求めるのであれば、業者に任せると安心です。
伐採・抜根は植木ドクターにお任せください!
切り株は放置すると害虫被害が出る恐れがあるので、早めに対処した方が賢明です。
植木ドクターは伐採、抜根の実績が多数ございます。
剪定も行っていますので、樹木のことでお困りでしたらお気軽にご相談ください(^_^)/
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