害虫駆除を業者に頼むといくら？料金相場、業者の選び方を詳しく解説！
ゴキブリ、ムカデ、シロアリ、ハチなど、お住まいの中や外に現れる害虫。
「自分で駆除するのは嫌だ」
「危険なので自分で駆除はしない方がいいかも」
そんな時は無理せず、業者に依頼しましょう。
この記事では害虫駆除を業者に依頼するといくらかかるのか、業者の選び方などを詳しく解説します！
目次
害虫の種類別、料金相場
では、害虫の種類ごとの料金相場について1つずつご紹介します。
①シロアリ
シロアリを業者に駆除を依頼した場合、かかる費用は1坪あたり約5,000～10,000円。
一般的な大きさの戸建て住宅(30坪)で約20万円～30万円です。
『アリ』とひとくくりにされるシロアリですが、実はゴキブリの仲間であることをご存知でしょうか。
シロアリという名前ではありますが、黒っぽいものもいます。
触覚は直線的で、寸銅なのがシロアリの特徴です。
住宅に被害を及ぼすシロアリには様々な種類がいて、中でも『ヤマトシロアリ』や『イエシロアリ』が多いです。
ヤマトシロアリは全体的に白っぽく、体長約3.5～6mm。
湿って腐った木材を住処にしています。
イエシロアリは地下から侵入するシロアリで、体長は約4～6.5mm。
根裏や床下、土中などを住処にしています。
シロアリは木材を食べてしまうので、放っておくとお住まいが崩壊する恐れがあります。
駆除するためには、お住まいについた巣ごと退治する必要があります。
②ムカデ
ムカデを業者に駆除を依頼した場合、かかる費用は約3万円～15万円です。
ムカデは大小、種類に限らず目が退化していて、常に触覚を頼りにしています。
害虫の中でも捕食性のあるタイプで、クモなどの昆虫やミミズを食べています。
普段はじっと過ごしていますが、移動すると非常に動きが早いのが特徴です。
比較的、暖かい場所を好みます。
18℃以上だと活発に動き、10℃以下で動きを停止します。
ムカデは非常に攻撃性が高く、万が一、噛まれてしまうと体内に毒が入って炎症を起こします。
見つけても絶対に素手で触らないようご注意ください。
③ゴキブリ
ゴキブリを業者に駆除を依頼した場合、かかる費用は約2万円～10万円です。
都心はもちろん、地方でもよく発生するゴキブリ。
名前も聞きたくないほど苦手な方も多いのではないでしょうか。
ゴキブリは病原菌を持っていて、人によってはアレルギー反応を起こす方も。
ゴキブリは1匹いたら100匹いるとも言われているので、見つけ次第早めに駆除しましょう。
④ハチ
ハチを業者に駆除を依頼した場合、かかる費用は約8千円～5万円です。
蜂にも様々な種類がいます。
花粉を運んでいるミツバチは、こちらから刺激を与えなければ攻撃してくる心配はありません。
スズメバチやアシナガバチは攻撃性が高く、刺激を与えればもちろん、巣に近づくだけでも攻撃してくる恐れがあります。
お住まいや樹木の一角に大きな巣を作ります。
命に関わるほど危険度が高い場合もありますので、駆除は基本的に業者に依頼しましょう。
⑤ケムシ
ケムシを業者に駆除を依頼した場合、かかる費用は約8千円～です。
全身に体毛がある虫をケムシといい、刺されればかゆみや炎症を起こします。
よく庭で見かけるので、ガーデニングをされる方にはやっかいな害虫です。
葉の裏や木の根元などに生息していることが多く、鳥などから身を守っています。
草木の手入れが行き届いていないなどの理由で大量に繁殖します。
駆除する場合は殺虫剤や、業者に依頼するのが得策です。
⑥クロアリ
クロアリを業者に駆除を依頼した場合、かかる費用は約1万5千円～です。
クロアリはL字型で胴体にくびれがあるのが特徴です。
6月～10月頃を目安に多く出現し、お住まいの隙間から侵入、光に集まるという傾向があります。
基本的にはシロアリと同様に、家について巣ごと駆除する必要があります。
害虫駆除の料金はどうやって決まる？
害虫駆除にかかる料金は、依頼する業者や駆除の規模によって大きく変わります。
駆除の規模とは、例えばスズメバチの場合、以下の要素で費用が決定します。
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・巣が作られている場所 ・巣の大きさ ・ハチの種類 |
巣の場所は高所だと梯子や高所作業車が必要になります。
通常なら人が入れないような場所にも巣を作ることがあるので、場所によって金額が変わります。
また、巣が大きければ大きいほど危険度は高くなり、作業時間や費用も比例して増加します。
植木ドクターの「害虫駆除、消毒」については、こちらのページです。
失敗しない害虫駆除業者の選び方とは
残念なことに、害虫駆除業者の中には悪徳業者も存在します。
とは言え、「数の多い業者の中からどう選べばいいかわからない」という方もいらっしゃると思います。
ここからは害虫駆除業者の選び方について詳しく解説します。
経験豊富な業者を選ぶ
創業年数が古かったり、ホームページに対応事例を多く載せている業者は信頼できる業者である可能性が高いです。
多くの事例に対応してきた経験豊富な実績を持つ業者なら、状況に応じた確実な駆除が期待できます。
一言に害虫駆除といっても、それぞれの場所で臨機応変な対応が求められます。
経験が豊富であれば知識も多いでしょう。
地域密着店を選ぶ
地元に根付いた業者であれば、スピーディな対応が可能ですし、リピーターも多いでしょう。
ゴキブリなどの害虫は年に数回、繁殖期前に予防的に防除施工を行う必要があります。
地域密着店ならリピートもしやすいです。
また、地域密着店ということは丁寧な作業も期待できます。
というのも、地元客が多いと口コミの評判が広がるので、手抜きや高額請求ができなくなります。
そのため、地域密着店はしっかりとお客様の立場に立った提案を行う業者が多いです。
ネームバリューに騙されない
「大きな会社なら大丈夫だろう」と選んでしまうことは、あまりオススメできません。
大手だから安心といって、安易に申し込まないようにしましょう。
なぜかというと、大規模な業者は下請けや孫請けが作業をすることが多いです。
すると中間マージンという余計な費用がかかり、コストが高くなります。
接客や技術にバラつきがあることも考えられます。
業者選びで注意したいのは、ネームバリューや価格のみで決めないことです。
希望通りの作業をしてくれるか、説明はわかりやすいか、施工後の追加料金は発生しないか、様々な角度から見て決めましょう。
相見積もりを取りましょう
相見積もりとは、複数の業者から見積もりを取ることをいいます。
2社以上から見積もりを取ることで、適正価格や対応がわかりやすいか、作業内容は適切かどうかが見えてきます。
調査費用が無料なら、複数の業者から見積もりを取って、一番納得のいく内容を提示してきた業者に依頼しましょう。
「見積もり後のキャンセルが気まずい」と思わなくても大丈夫です。
相見積もりを取っている方は非常に多いので、業者も特に気にしません。
できるだけ相見積もりを取り、後悔のないようにしましょう。
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