オリーブは実の収穫を楽しめる庭木!剪定の重要性は高いのが特徴?
皆さん!突然ですが・・オリーブの木を育ててみませんか?
オリーブと言えば「温暖なところで育つもの」というイメージがありますが、鉢植えであれば寒い地域でも栽培が可能です。
「そういえば、友達の家でお洒落なオリーブの木があった!」
「オリーブに興味はあったけど、なかなか詳しく調べるのが億劫で・・」
このように思っていた人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は・・
・これから何か植えたいと思っていた人
・オリーブに興味はあるものの栽培方法などが詳しくわからない人
・既にオリーブを植えているけどイマイチ栽培方法がわからない人
このような人の為に、オリーブの育て方や剪定・植え替えについて解説していきたいと思います!
この記事を参考にして、元気でお洒落なオリーブを育てて友達に自慢してみて下さいね♪
それでは早速内容に入っていきましょう!
目次
【基本情報】オリーブってどんな木?
オリーブはモクセイ科オリーブ属の高木に分類される樹木です。
500以上の品種があるので、それぞれに特徴があり、同じオリーブでも実や葉っぱの大きさ、樹形が異なります。
オリーブは全体的に「樹形が綺麗」な樹木ですが、品種によって縦にスラッと伸びていく「直立型」と横に伸びていく「開樹型」があります。
開樹型を選択した場合は、横に広がってもいいように十分なスペースの確保が必要。
隣地や他の植物への影響を考えながら場所を選定しましょう。
小さい花と立派な葉っぱが特徴!
オリーブの花は、6月頃に開花します。
白や薄い黄色みがかった小さい花が特徴的で、キンモクセイのような色合いになります。
花言葉は「知恵」や「平和」。
シンボルツリーとして植えると、そこに暮らす家族が平和に穏やかな人生を歩むことができるかもしれません♪
そんなオリーブの花は、自家受粉しないので違う品種と植える必要があります。
ホームセンターなどでオリーブの苗を購入する際は、品種に気をつけましょう。
また、オリーブの実をつけるようになるまで3年以上かかるので、なるべく大きく成長している苗を購入すると早く実を収穫する事ができます。
品種が違う苗を選定する事と合わせて、大きさについても確認して下さい。
そして、可愛らしい花の周りに堂々と生えているのが光沢のある特徴的な葉っぱです。
「オリーブグリーン」と表現される色がある程、他の植物では出す事ができない特徴的な緑色が魅力。
葉っぱ自体にポリフェノールや鉄分が含まれているので、見て楽しむだけではなく、健康にもいいと言われています。
浴槽に入れて、オリーブの葉っぱを楽しむ人もいるようですよ♪
オリーブの実は7月に収穫ができる!
オリーブの実は初夏の6月から夏本番の7月頃に収穫ができます。
収穫を迎えるまでに、地面に実がポタポタと落ちていきますが、それはオリーブの元気がないわけではありません。
オリーブ自ら、実の剪定を行っているのです。
花を咲かせた後に実がなりますが、その全てが完全に成長できるわけではなく、10〜20%程の実しか収穫には至りません。
そのため「適切な量の実」に減らす過程が必要となります。
減らす作業はオリーブが行ってくれますが、完全に全て行えるわけではないので、実が密集してしまっている場所は皆さんが剪定を行いましょう。
密集している場所で大きな実を選び、周りの小さな実は摘んでいきます。
あまり多くの実を残しすぎていると、実の成長が滞ってしまうので注意が必要です。
植え替えや植え付けは3月以降の暖かい春に!
植え替えや植え付けは3月以降の暖かくなった季節に行いましょう。
肥料を追加するのもその頃です。
鉢植えで育てている場合は「鉢の大きさ」にも注意が必要です。
オリーブの大きさに対して鉢が小さすぎる場合、根詰まりを起こしてしまいます。
ベランダで育てる為、ある程度発育を抑えたいという場合以外は、オリーブに対して2回り以上大きい鉢に植えるようにして下さい。
オリーブは暖かいのが好み!連日の氷点下には注意!
オリーブが元気に育つには植える場所の選定や環境に合った品種を選ぶ事が大切です。
基本的にオリーブが好む環境にするには、下記の項目に気を付ける必要があります。
①温暖な気候(氷点下10度以下が続くような地域はNG)
②水はけのいい土壌
③日当たりと風通しが良い場所
環境が悪かった場合、花が咲かず実をつける事ができなくなってしまいます。
オリーブ栽培の醍醐味である実の収穫ができないのは、とても残念ですよね。
確実に実を収穫する為にも、植える際の場所や品種の選定は慎重に行いましょう。
オリーブ栽培に適した環境①温暖な気候(氷点下10度以下が続くような地域はNG)
オリーブを地植えで育てる事ができる地域は、年間の平均気温が「20度前後」である地域です。
暑さに対しては強いものの、氷点下10度以下が連日続くような冬が訪れる地域では地植え栽培は厳しいでしょう。
そのような寒い地域で栽培する場合は、鉢植えがおすすめです。
鉢植えであれば氷点下10度以下が続くような冬の時期は、室内に入れるなどして暖を取る事ができます。
また、アパートのベランダでも育てる事ができるので、気軽にオリーブを楽しむ事ができるのでおすすめです。
オリーブ栽培に適した環境②水はけのいい土壌
オリーブは「過度な湿度」に弱いという特徴があります。
そのため、水はけのよい土に植える事と水はけのよい土壌を保つ事がとても大切です。
赤玉土などを土に混ぜて、水がたまってしまわないように気をつけましょう。
しかし、乾燥のしすぎにも注意が必要です。
「湿気が嫌いなら乾燥させればいいんだ!」と思ってしまっていると、うまく成長できなくなってしまう可能性があります。
何事も「適度」が大切です。
特に鉢植えは乾燥しすぎてしまうケースが多いので、表面の土が乾いてきたと思ったら水やりを行いましょう。
地植えでは基本的には水やりの必要はありませんが、夏の暑さが厳しい季節はどうしても乾燥しすぎてしまう事があります。
1週間以上雨が降っていない場合は、土の状態を見ながら水を与えて下さい。
オリーブ栽培に適した環境③日当たりと風通しが良い場所
オリーブの栽培には、日当たりと風通しが良い場所が適しています。
温暖な環境を好む上に、過度な湿気を嫌うので日当たりと風通しの良さは、直接オリーブの成長に影響します。
鉢植えで栽培する際も、鉢植えを置く場所には気をつけましょう。
【剪定が大事】オリーブの実がならないのは剪定のせい?
オリーブ栽培において、剪定はとても重要です。
剪定がうまくできていない場合、花が咲かず実がならない事もあります。
下記のような枝を「1〜2月」の比較的寒い季節に切り落として、風通しの良い綺麗な樹形を整えましょう。
・他の枝と生えている方向が違う(幹に向かっている・下向き)
・メインの立派な枝と平行に伸びている
・何本も枝が重なっている
枝と枝の間から空や奥が見える程、風通しの良い樹形にする事が大切です。
「自分ではどうしたらいいかわからない!」という場合は、専門業者に依頼しましょう!
オリーブの剪定などは弊社にご相談下さい!
今回はオリーブについて詳しく解説してきました。
オリーブの情報は下記の通りです。
分類 |
常緑樹・高木 モクセイ科オリーブ属 |
耐寒性・耐暑性 |
暑さには強いが、氷点下10度以下が続くような地域の地植え栽培はNG |
植え付け・植え替え |
3月〜4月 |
剪定 |
1月〜2月 |
オリーブは、他の庭木と比べると「剪定の重要性」が高いのが特徴です。
剪定の良し悪しが実に影響を与えます。
「自分で剪定するのは難しい・・」という人は弊社にご相談下さい。
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