草刈りと草抜きの違いやそれぞれのポイントについて詳しく解説!
放っておくとぐんぐん伸びる雑草。
こんなお悩みはございませんか?
・雑草が多くて庭に虫が繁殖している。 ・駐車場に生えた雑草、どうすれば効率良く解決できる? ・この草は刈るべきなのか、抜くべきなのかわからない。 ・草刈り、草抜きの時はどんな道具を揃えればいい? |
お庭や駐車場に生えてくる雑草には種類があり、それぞれに適した対処方法があります。
雑草対策として代表的な草刈りと草抜き。
どちらも同じ作業と思われがちですが、実際には違う作業で、使用する道具も異なります。
もしかすると、草刈りの事を「草抜き」だと思っているかも・・・?
この記事では草刈りと草抜きの違いや、作業する際の道具や時期などについて詳しく解説します!
目次
“草刈り”と”草抜き”の違い
まず始めに、草刈りと草抜きの違いについてご案内します。
簡単に言うと、「雑草を根ごと取り除くか、そうでないか」です。
それぞれの作業について詳しく見ていきましょう。
◆草を切る『草刈り』
草刈りは、草を切る作業です。
芝刈り機をイメージすると、雑草を切り取っていっていますよね。
芝刈りは、長くなった葉を切る作業で、芝を抜き取っているわけではありません。
草刈りを行う際にはできるだけ根元ギリギリ上部分まで短く刈る事が多いです。
草刈りをするメリットは雑草の生長力を弱める事ができる事です。
生長前に刈る事ができれば、雑草が種子を撒き、増殖するのも防げます。
ただし、土の中に根が残っているので、繁殖力が強く生長が早い雑草の場合、刈ったとしてもわずか数日で元通りになってしまう場合があります。
◆草を抜く『草抜き』
草抜きは「草むしり」「草取り」とも呼ばれています。
草を引き抜く作業を言い、土の中に張っている根ごと取り除く方法です。
雑草の中には根を強く張るタイプのものもあるので、その場合は大変な作業になります。
特にタンポポのような根が長いタイプの雑草は、根を完全に取り除く為に深く土を掘り返す必要があります。
根ご取り除く事ができれば、草刈りの場合のように「わずか数日でまた伸びてきた」というようにはなりません。
草刈りと草抜きに使用する道具
草刈りと草抜きでは使用する道具がそれぞれ異なります。
できるだけ効率的に作業をする為、以下をご参考いただければと思います。
◆草刈りに使用する道具
◇鎌
柄の先に刃が付いている草刈り道具で、様々な形状のものが販売されています。
三日月鎌・・・刃がカーブ状になっています。カーブになっている事で草をとらえる事が出来、効率的に草刈りができます。
小鎌・・・刃先が10cm程のサイズが小さな鎌です。
鋸鎌(のこぎりかま)・・・三日月鎌と似た形状ですが、刃先がギザギザしています。鋸のように手前に引く事で太い草でも刈る事ができるタイプです。
◇三角ホー
刃が三角になっていて、刃先についた長い柄を持ち、草を刈る道具です。
草刈り道具はしゃがんで行うタイプが多いのですが、三角ホーは立ったまま草刈りをする事ができます。
広い駐車場など、長時間しゃがんで作業をするのは大変な労力を使います。
細かな部分より、作業範囲全体をおおまかに刈りたい時は三角ホーがオススメです。
なお、三角ホーには伸縮するタイプもあるので、ご自身の身長に合わせる事ができます。
◇剪定用ハサミ
主に庭木や植木の剪定に使用するハサミです。
鎌に慣れていない、力が弱い方でも扱いやすい道具です。
◇草刈り機
広い場所の雑草を素早く効率的に刈る事ができます。
草刈り機は動力によって手動式・充電式・電動式・エンジン式があります。
◆草抜きに使用する道具
◇素手
人の手で1本1本抜いていくと根ごと引き抜きやすくなります。
草で手を切ってしまう事があるので、軍手を使うと安心です。
◇ねじり鎌
先が曲がっている鎌で、雑草を土ごと削り取るように刈り、根ごと取り除く事ができます。
刃先と土が接する面が多い為、安定させた状態での草抜きが可能です。
その為、力をかけずに草抜きをする事ができます。
◇鍬
土を耕して柔らかくした状態で草抜きをします。
根を引き抜く為に効率の良い方法です。
◇草抜きフォーク
フォークのように刃先が割れている道具です。
刃先を地面に差し込み、そのまま持ち上げる事で草が抜けます。
葉が放射線状に広がっている雑草を抜く際に効率的です。
◇除草剤
雑草対策に効果的な薬品を撒く事で、雑草の枯渇を促します。
◆草刈りと草抜き、どっちがいい?
なんとなく「草抜きの方が良さそう」というイメージを持たれている方は少なくありません。
根が残っていると、すぐにまた生えてくる雑草がありますからね。
しかし、草刈りにも草抜きにも、それぞれメリットとデメリットがあります。
どちらにするかを決めるには状況に応じた適切な判断が必要です。
効果・費用・時期の3点についてご紹介しますので、状況に合わせて選択しましょう。
◇草刈り・草抜きの効果と考え方
草抜きは草刈りに比べ、一度の作業で大きな効果を得る事ができます。
成長力や繁殖力の強い雑草は、根を残すと数日でまたすぐ生えてきてしまうので、できれば根から取り除いておくと安心です。
ただ、せっかく頑張って草抜きをしても、風に乗ってきた種子により雑草が増えるのは時間の問題です。
大変な作業をするくらいなら、定期的に草刈りをした方が楽、という方もいらっしゃるでしょう。
また、生い茂って伸びきった雑草を「まずは何とかしたい!」というなら根元から引き抜いていくのは大変な作業です。
とりあえずは草刈りで生長力を抑えるのもいいでしょう。
◇草抜き・草刈りの費用で決める
ご自身で行うならば無料で雑草を除去する事ができますが、お金はかかっても業者に任せてしまえばラクチンです。
思っていたよりも安いなら任せてしまうのも1つの手です。
ただ、費用はいくらか、というのは「草刈りか草抜きか」「範囲はどのくらいか」など条件によって異なります。
0円で見積もりを出してくれる業者に見てもらい、検討するのがいいでしょう。
◇草刈り・草抜きに適した時期
草刈りか草抜きか、時期によってどちらにするかを判断する事もできます。
例えば、雨が降る前日や降雨量が多い時期にこまめに草刈りを行えば、雑草のエネルギーを奪い、景観を保つ事ができます。
また、草がまだ発芽したばかりの春は草抜きが効果的です。
発芽したばかりの草は根が柔らかく、まだ長い根を張っている事も少ないので草抜きがしやすいのです。
ただし、雑草によっては秋に発芽するものや1年中生い茂るものもあります。
生えている雑草の種類を調べ、発芽の時期を知っておくとベストです。
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