マテバシイの剪定の3つのポイント!どんぐりが実らないミスを防ごう!
今回は、どんぐりが実る木である「マテバシイ」の剪定や育て方についてお伝えしていきたいと思います。
マテバシイは、剪定の仕方や時期を間違えると「どんぐりが実らない木」になってしまうため、ポイントを押さえて作業をすることが大切です。
大事なポイントを3つお伝えしていきますので、庭にマテバシイを育てている人は、是非参考にしてみてください♪
目次
マテバシイの剪定ポイントは3つ!
押さえておきたいマテバシイの剪定ポイントは3つあります。
①年2回(7月と11月に) ②間引き剪定がベース ③先端がメインであることに注意 |
これらのポイントを押さえながら剪定を行うことで、害虫や病気の被害を防ぎ、元気なマテバシイを育てることができます。
「自分で剪定をするのは不安がある」という人は、弊社にお任せください。
剪定のプロが皆さんの代わりに作業させていただきますよ♪
マテバシイの剪定ポイント①年2回(7月と11月に)
剪定は7月と11月の年2回行いましょう。
マテバシイは成長スピードが早いため、1回の剪定では大きくなりすぎたり、枝葉が密集しすぎたりしてしまいます。
剪定をせずにいると、10m程度にまで成長してしまうため「なるべく小さく育てたい」と考えているのなら、剪定によるコントロールは必須です。
〜1回に強剪定をすればいいのでは?〜
年2回に分けず「1度の剪定でズバズバ沢山切ってしまえばいいんじゃないの?」と思う人がいるかもしれません。
しかし、1回に沢山切り落とすのはNGです。
切り落とす箇所が多すぎると、それだけ再生にパワーが必要になり、栄養が回りきらずに枯れてしまう恐れがあります。
元気に成長してもらうために剪定を行うのに、枯れてしまったのでは意味がありません。
剪定のダメージが大きすぎないようにするために、回数は2回に分けて剪定を行いましょう。
〜冬の剪定はNG〜
11月の剪定を忘れてしまった場合でも、冬に剪定を行うのは控えましょう。
マテバシイは耐寒性があまりない樹木なので、元々寒さには弱いという特徴があります。
そのような特徴があるマテバシイに対して、冬にダメージを与えるような剪定を行った場合、枯れてしまうこともあるので注意が必要です。
次の剪定時期を待ち、樹形などを調整するようにしましょう。
マテバシイの剪定ポイント②間引き剪定がベース
マテバシイの剪定は「間引き」がベースとなります。
・密集している枝葉 ・内側や下向きに伸びている枝 ・すでに枯れている枝葉 …等 |
これらの枝葉を切り落としていきましょう。
成長スピードが早い樹木であるため、気づくと不要な枝葉が多くあります。
そのまま放置していると、湿気が溜まり、害虫が繁殖したり、病気にかかってしまう恐れがあり危険です。
被害に気づかずにいると、マテバシイが枯れてしまう恐れもあるため、点検がしやすいように間引きを行っておく必要があります。
〜光合成の手助けに〜
枝葉が密集したままにすると、日光が葉に届きにくくなります。
しかし、間引き剪定によって、密集を改善することで、光合成が効率よく行えるようになるのです。
「剪定をしなくても問題ないだろう」と考えず、植物にとって大事な「光合成ができなくなること」を頭に入れ、お手入れをしましょう。
〜夏は害虫が活発に〜
夏は害虫が活発に活動する季節です。
樹液を飲んだり、葉を食べてしまったりと、庭木にとっては有害な存在となります。
害虫が動き回る時期に枝葉が密集しないよう、11月には花芽の位置に気をつけながら、分岐した枝などを切り落としておきましょう。
マテバシイの剪定ポイント③先端がメインであることに注意
マテバシイは、枝の先端の方に葉や花がつくため、樹形を揃えようと先端の方を切り落としすぎると「葉や花がない状態」になってしまいます。
庭木としての魅力が激減してしまうため、注意しましょう。
〜ドングリができるまでに2年必要〜
マテバシイの木になるドングリは、花が開いたその年にできるわけではありません。
成熟するまでに2年かかるため、成熟途中のドングリを切り落とさないように注意しましょう。
マテバシイの育て方
マテバシイの育て方や育てる上での注意点を3つの項目に分けて、お伝えしていきたいと思います。
①水やりはなし・肥料は年2回 ②うどんこ病とカイガラムシに注意 ③どんぐりで木を増やすこともできる |
日当たりと風当たりがよい場所、そして冬の寒い北風が吹き付けない場所を選定して植え付けを行いましょう。
また、マテバシイは10m程度にまで成長する可能性がある庭木です。
ある程度大きくなっても問題がない場所に植え付ける必要があります。
マテバシイの育て方①水やりはなし・肥料は年2回
植え付けを行い、根付いた後からは、水やりは基本的に必要ありません。
しかし、1週間以上雨が降らなかった場合や猛暑日が続いた場合には、土の状態を確認した上で、朝の涼しい時間帯にたっぷり水をあげるようにしましょう。
マテバシイの育て方②うどんこ病とカイガラムシに注意
基本的には病気や害虫の被害を受けにくい樹木ではありますが「うどんこ病」と「カイガラムシ」には注意しましょう。
〜うどんこ病〜
葉などにうどんの粉のような「白い粉」が付着し、光合成ができなくなるなどして、木の生育に悪影響が出る病気です。
原因となるのは土の中などに存在しているカビが、風や虫によってマテバシイに付着することであるため、どの環境においても被害が出てしまう恐れがあります。
間引き剪定によって密集を解消したり、定期的に点検を行ったりすることで、被害の予防と早期の対処を行うことができます。
被害が深刻になると、マテバシイが枯れてしまうこともあるので、注意しましょう。
〜カイガラムシ〜
カイガラムシは、樹液を吸う虫です。
繁殖するとマテバシイが枯れてしまう恐れがあるため、早めに対処する必要があります。
付着している数が少なければブラシで取り除くことができますが、数が多い場合は薬剤による駆除が必要です。
弊社で対応が可能ですので「カイガラムシが沢山いて困っています!」とご連絡ください。
カイガラムシの排泄物によって、こうやく病などの他の病気の被害が出ることもあるため、早めの対処を心がけましょう。
マテバシイの育て方③どんぐりで木を増やすこともできる
実ったどんぐりの実を植えることで、マテバシイを増やすこともできます。
・ヒビが入っていない
・軽すぎない
・虫の被害がない
このような状態ではない健康などんぐりを選定して、土に植えてみましょう。
重さがわからない場合は、水に浮かべてみる方法がおすすめです。
浮いてきたどんぐりは中身がスカスカになっているため、植えても発芽しません。
沈んだ重いどんぐりを使いましょう!
東京都でマテバシイの剪定をするなら弊社へ!
今回はマテバシイの剪定ポイントや育て方について解説してきました。
【剪定】 ①年2回(7月と11月に) ②間引き剪定がベース ③先端がメインであることに注意 【育て方】 ①水やりはなし・肥料は年2回 ②うどんこ病とカイガラムシに注意 ③どんぐりで木を増やすこともできる |
マテバシイは成長スピードが早く、放っておくと10m程度にまで達する庭木です。
しかし、バサバサ剪定を行えばいいというわけではなく、先端の花芽を残したり、寒い時期を避けたりと様々なことを考えてあげる必要があります。
・自分では剪定を行うのが難しい
・樹高が高くなってしまったので高所作業になる
・畑作業で精一杯で庭木にまで手が回らない
このような人は、是非弊社にご依頼ください!
また、弊社では草刈りの作業も承っています。
「庭が広くて、草刈りが大変!」という場合は、気軽にご相談ください♪
-Ku-