コニファーは3月に強剪定が必要!可愛い引き立て役を綺麗にしてあげよう!
皆さん、コニファーという植木を知っていますか?
クリスマスツリーとして使われている品種もあるコニファーは、道路沿いやシンボルツリーのまわりに植えられることが多い人気の植木です。
今回はそんな人気のコニファーについて詳しくお伝えしていきたいと思います!
・これからコニファーを育てたいと思っている
・コニファーを植えているけどいまいち元気に育たない
・剪定をしなきゃいけないのはわかっているけどできていない・・
このような人は是非参考にしてみてください。
それでは内容に入っていきましょう。
目次
コニファーってどんな木?
コニファーというのは特定の植木を示しているものではなく「園芸用」に使われるマツやヒノキなどのいわゆる「針葉樹」の総称です。
針葉樹というのは、文字通り葉っぱが細く尖っているような樹木のことをいいます。
花粉の原因となる「スギ」も針葉樹の仲間です。
主役になるシンボルツリーと違い、いくつか並べて植えることで周りの植物や植木を引き立てるような役割を果たすことが多いですが、1つ1つの形が絶妙に違ってとても可愛らしい印象を受けます。
そんな庭において大事な役割を果たすコニファーですが、沢山の品種があり、それぞれに異なる特徴があります。
基本的には常緑樹ですが、中には紅葉を楽しめるような品種も。
自分が「どんなコニファーを楽しみたいか」によって、品種を選べることもコニファーの魅力です。
また、実はクリスマスツリーとして使われている「もみの木」もコニファーの仲間。
コニファーという認識がなくても、これまで皆さんは知らず知らずのうちにコニファーに触れていたことになりますね♪
猛暑で枯れてしまうことも!?
コニファーは「高温多湿」の環境下では、枯れてしまうことがあります。
特に湿気が多い日本の夏には要注意。
風通しがよい場所を選定して植えてあげましょう。
そして、水やりにも注意が必要です。
暑さだけではなく乾燥にも弱いのがコニファーの特徴。
基本的には地植えであれば水やりは必要ないものの、1週間以上雨が降っていない状態など土がカラカラに乾いてしまっている状態はよろしくありません。
朝や夕方など涼しい時間帯に土がしっとりするまで水を与えましょう。
あまりにも乾燥が続くと、枯れてしまうこともあります。
成長の様子もしっかりみてあげてくださいね。
また、庭にはエアコンの室外機や物置が置いてあるかと思いますが、近くに植えるのは控えましょう。
室外機からの温風や物置からの照り返し、その周辺の温風の吹き溜まりによってコニファーが枯れてしまうこともあります。
周りにそのような影響を与えるものがないかもよく確認しておくことが大切ですね。
日照不足で思った色にならないことも・・!?
コニファーの成長にとって日当たりはとても重要です。
品種によって差はあるものの、日当たりが不足すると葉っぱが本来の色を出せないこともあります。
「こんな色なはずじゃない!」と思ったら、日照不足や病気を疑いましょう。
また、品種によっては暑さや寒さに弱いものもあります。
そもそも植える地域の気候が合っていないのかもしれません。
ひとくちに「コニファー」と言っても、見た目から適した環境まで様々。
ホームセンターなどで購入する際は、自分の植えたい地域の気候に合っている品種なのか、元気に育つような場所に植えてあげられるのかを確認した上でコニファーを選んでくださいね♪
植え付けは3月か9月!
地植えで植える場合は、コニファーの苗よりも2回りほど大きな穴を掘り、表面の土から少し上端の根が見える程度の深さで埋めていきましょう。
鉢やカップから苗を出す際は、あまり根をいじらないように注意してください。
外側から優しくほぐし、バリバリ切ってしまわないようにするのが大切です。
品種にもよりますが、あまり刺激を与えすぎてしまうとうまく成長してくれないこともあります。
植え付けを行う時期としては、高温多湿に弱いコニファーの特徴から「夏」は厳禁。
新芽が芽吹き始める3月か涼しくなってきた9月がベストです。
また、液体肥料のような肥料の追加も同じ頃がよいでしょう。
コニファーの品種の中には、あまり肥料が好きではない品種もあります。
「肥料はあるだけあった方がいい!」と思わず、肥料ごとの適量を心がけてください。
コニファーは鉢植えでも栽培が可能!
地植えのイメージが多いコニファーですが、他の庭木同様鉢植えでも栽培することができます。
1年に1回は植え替えを行い、根詰まりが起きないように育てていきましょう。
基本的には地植えの植え付けと同じく、株より2回り程度大きい鉢がベストです。
根をしっかり張っていけるように、適宜鉢を選定してあげてください。
また、水やりは「表面の土が乾いたら」行いましょう。
乾燥を嫌うので、土の状態をよくみてあげることが大切です。
ちなみに・・下記の記事では植木を鉢植えで育てるメリットについて解説しています。
こちらも合わせて確認し、元気なコニファーを育ててくださいね。
剪定は3月に強剪定を!秋に不要な枝を整えよう!
コニファーは比較的成長が遅い上に、自然に樹形が整うという特徴がある為、剪定はしやすい樹木です。
しかし、高温多湿に弱いため、枝や葉っぱが密集しすぎてしまうと風通しが悪くなり枯れてしまうことも・・。
・内側や下に向かって成長している枝
・葉や枝が密集している部分
・あまり大きくしたくない場合は頂点付近の枝
このような部分を中心に剪定を行っていきましょう。
鉄のハサミは厳禁!?枯れる原因に・・
剪定や余分な葉っぱを切り落とす際に気をつけたいのが「ハサミの素材」です。
鉄などの金属製のハサミを使うと、ハサミに触れた部分が茶色に変色し、枯れてしまいます。
他の植木の剪定ついでにそのまま鉄製のハサミでチョキチョキ枝や葉っぱを切り落とさないように注意してください。
葉っぱであれば、軍手をして手で摘み取るのがおすすめです。
密集している部分や内側で枯れてしまっている葉っぱを剪定しましょう。
そして、太めの枝などは「セラミック製のハサミ」を使用していきます。
セラミック製であれば枯れる心配はありません。
他の植木の剪定においても使用できるものですので、間違えて金属製を使ってしまわないように、セラミック製のもので揃えておくといいかもしれませんね。
植え付けから2〜3年以内のコニファーは剪定禁止・・?
基本的に植え付けから2〜3年程度しか経過していないコニファーは剪定の必要はありません。
植え付けから年数が浅い状態で剪定しすぎてしまった場合、枯れてしまうことも・・。
自然に樹形が整ってくるような時期でもあるので、暖かく見守りましょう。
東京都所沢市でのコニファーの剪定は弊社にお任せください!
今回はコニファーについて詳しくお伝えしてきました。
コニファーを育てる際に大切なのは「剪定」です。
品種によって樹形は異なりますが、比較的こんもりした形に仕上がってくるコニファー。
日当たりを好む植木なので、適切な剪定をしないとうまく成長することができません。
しかし「どう剪定したらいいかわからない!」という人も多いですよね。
そんな時は弊社にご相談ください!
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