金木犀は初恋の香りが魅力の植木!剪定は冬がおすすめ!
皆さん「キンモクセイ」の香りは好きですか?
柔軟剤や香水などで使われる事が多いキンモクセイの香り。
実は金木犀(キンモクセイ)は、庭木としても人気な樹木なのです!
香りが好きな人にとっては、自分の庭で楽しめるなんて夢のようですよね♪
そこで今回は、香りを楽しむ樹木として人気な金木犀(キンモクセイ)について詳しくお伝えしていきたいと思います!
何か庭木を植えたいな・・と思っている人は、是非参考にしてみて下さいね♪
目次
金木犀(キンモクセイ)は香りが魅力的な植木!
金木犀は「三大香木」の1つとして有名で、魅惑的な香りが魅力の植木です。
基本データは下記の通りです。
・モクセイ科・モクセイ属
・常緑樹(落葉がない樹木の事)
・小高木
順調に成長すると10m程まで育つので、庭のシンボルツリーとして植えるのもおすすめな樹木。
可愛らしいオレンジの花が咲く
事から、観賞用として植えられる事が多いのが特徴です。
開花時期は9月中旬〜10月中旬の秋の始まりになります。
他の樹木の花と比較すると、花を楽しむ事ができる期間が短く1週間程で散ってしまう事もあるので、その姿はとても貴重です。
そして、なんと言っても金木犀は花の「香り」が魅力の樹木。
フレグランスや柔軟剤等「いい香り」が求められるものに使われているのが印象的ですね。
また、楽しむ事ができるのは香りだけではありません。
漢方薬やお菓子などにも金木犀の花が使われています。
目で楽しむ事ができるだけではなく、香りや味を楽しむ事ができるなんて、とても嬉しいですよね。
金木犀(キンモクセイ)の花言葉は初恋!甘い香りは魅惑の香り?
金木犀の魅力でもあり武器でもある花には、様々な花言葉があります。
・初恋
・謙虚、謙遜
・気高い人
・真実
・陶酔
香りが強く「開花を誤魔化せない」という事から「真実」という花言葉もつけられているようです。
アロマテラピーに用いられる植物としても人気が高い金木犀は、その香りにリラックス効果がある事も知られています。
香水やフレグランスに用いられる事が多いですが、日常的なストレスや疲れを癒す役割もあるのです。
「最近疲れが抜けなくなってしまった・・」という人は、気分転換も兼ねてお家に金木犀を植えてみてもいいかもしれませんね♪
金木犀(キンモクセイ)は寒さに弱い!?うまく育てるためのポイントとは?
金木犀をうまく育てるには、植える場所がとても重要です。
下記の項目を満たしている場所を選定しましょう。
・日当たりがよい
・風通しがよく湿気が少ない
・水はけがよい土(弱酸性が好ましい)
また、金木犀は冬の寒さに弱いという性質があります。
積雪地など冬の寒さが厳しい地域では、地植えでは育たない可能性が高いです。
地植えで植えるのであれば、東北以南地域が望ましいでしょう。
そして場所と並んで大切なのが土壌環境です。
金木犀は弱酸性の土を好むので、植えたい場所がアルカリ性の土壌である場合は、ピートモスを混ぜて調整して下さい。
基本的には赤玉土・腐葉土に堆肥を加えた土壌を作るか、花の培養土を利用するのがおすすめです。
湿気や水がたまってしまうと、根腐れを起こす可能性がありますので注意して下さいね。
金木犀(キンモクセイ)の植え付けは春か秋!剪定は寒い時期に行おう!
金木犀の植え付けは、本格的に樹木が活性化し始める春か、花が落ちた秋の後半に行うのがおすすめです。
樹形を整える剪定は、植え付け同様「花が落ちた11月頃」か、樹木が休眠期に入った2月頃に行っていきます。
金木犀は、とても成長が早い樹木ですが、大きく樹形が崩れる事は少ない品種です。
全体のバランスを確認しながら、不要な枝をカットしていけば、容易に樹形は整えられるでしょう。
しかし、鉢植えの場合は地植えよりも剪定頻度を上げる必要があります。
金木犀は大きいもので10m程まで成長する樹木です。
成長をうまく抑えながら、室内での栽培を楽しんで下さいね♪
金木犀(キンモクセイ)は鉢植えも可能!寒い地域でおすすめ!
金木犀は鉢植えで育てる事もできます。
地植え同様、日当たりと風通しがよい場所を選んで栽培しましょう。
東北以北では地植えでの栽培が難しいので、それらの寒い地域で「どうしても金木犀を育てたい」という場合は鉢植えが現実的な栽培方法となります。
表面の土が乾いたら水やりをしっかり行い、根詰まりを起こさぬよう成長に合わせて植え替えを行って下さい。
ちなみに、植木を鉢植えで育てる事のメリット等は下記の記事で詳しく解説しています。
こちらも合わせて読んでみて下さいね♪
金木犀(キンモクセイ)の仲間には白や黄色の花の品種がある!香りは少し控えめ?
金木犀の仲間には様々な品種があります。
香りが魅力的な金木犀ですが「もう少し香りがない方がいいな・・」と思う人もいますよね。
そんな人におすすめな品種もありますので、是非参考にしてみて下さい。
金木犀の仲間①ギンモクセイ
ギンモクセイは金木犀の「親」のような存在です。
親である金木犀との違いは3つ。
・花の色は白(金木犀はオレンジ)
・葉っぱのトゲは金木犀よりも細かい
・金木犀よりも花の香りは控えめ
金木犀の親でありながらも、花の香りが控えめなので室内で栽培したい時はギンモクセイがおすすめです。
金木犀の仲間②ヒイラギモクセイ
ヒイラギモクセイは、小さなブローチのような花が特徴の品種です。
特徴は下記の通り。
・日陰でもよく育つ(金木犀は日当たりが良い場所で育つ)
・白い花を咲かせる
・葉っぱはギザギザしていて金木犀よりも大きい
日陰で育つようにつくられた品種なので、生垣に使われる事が多いのが特徴になっています。
皆さんが公園でよく見かける生垣は、ヒイラギモクセイかもしれません♪
金木犀の仲間③ウスギモクセイ
ウスギモクセイは、香りと見た目共に「控えめ」な印象である金木犀の仲間です。
主な特徴は下記のようになっています。
・黄色く白っぽい花を咲かせる
・金木犀よりは香りが控えめ
・葉っぱは大きく、丸みを帯びている
圧倒的な存在感を放つ金木犀の花に比べて、ウスギモクセイの花はほんのり空間に彩りを加えてくれるような可愛さがあります。
香りも控えめなので「そこまで強烈な香りがない方がいい」という人にはおすすめです。
金木犀(キンモクセイ)を植えたい場合は弊社にご相談下さい!
今回は金木犀についてお伝えしてきました。
金木犀の特徴や魅力は下記の通りです。
・香水や柔軟剤にも使われるような魅力的な「香り」
・冬に弱いため積雪地などでは地植えで育てる事は難しい
・鉢植えでも育てる事ができる
・弱酸性で水はけのよい土を好む
・日当たりと風通しが良い場所を選定して植える必要がある
大きいものでは10mほどに成長する立派な植木です。
シンボルツリーとして植えてみてもいいかもしれません♪
今回の記事を参考にして、是非金木犀を楽しんでみて下さいね。
しかし、自分で調べてみたものの「これで合っているのかな?」と不安になる事もありますよね・・。
そんな時は!弊社をお気軽に頼って下さい♪
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