蜂の巣駆除の高額請求にご注意を!~被害に遭わないポイントをご紹介します~
近年、蜂の巣駆除を業者に依頼したときに高額請求を受けるという被害報告が急増しています。
蜂の巣駆除は1箇所あたり20,000円~50,000円が相場ですので、それ以上の費用を請求された場合は高額請求の可能性があります。
※蜂の種類、巣の大きさ、巣の場所などにより費用が変わります。
この記事では蜂の巣駆除の高額請求の典型的な事例を紹介します。
もし被害に遭っているかもしれないと思った方は確認してみてください。
また、蜂の巣駆除の依頼をお考え中の方のために、高額請求に遭わないための対策も解説しますので、ご参考になさってください。
目次
蜂の巣駆除の高額請求事例
ここでは消費生活センターに寄せられた高額請求の事例を紹介します。
詐欺的な方法で高額請求をする手口を知っていれば落ち着いて対処することが可能です。
よくある事例を1つずつ見ていきましょう。
薬剤散布による高額請求の事例
利用者はインターネットサイトで蜂の巣駆除業者を検索していました。
蜂の巣駆除を「3,300円~」という金額表示で宣伝している業者に連絡をして来てもらったところ、依頼したのとは違う業者が来ました。
業者は屋根裏に蜂の巣があると考えて調査し、蜂の巣が6個あると写真を見せきました。
そして「薬剤散布をしなければ大変なことになる」と言われて、30リットルの薬剤散布も含めて実施すべきという提案を受けて依頼しています。
合計30万円の請求で、当日の支払いは持ち合わせの2万円だけ支払い、残りの28万円は業者が集金に来ることになりました。
その後、あまりに高額ではないかと家族が言うので業者に連絡すると「作業は完了しているので返金はできない」と言われたとのことです。
また、屋根裏に薬剤を持ち込んで散布した様子がなかったとのことです。
30リットルもの薬剤を散布したら天井からしたたり落ちてくるはずですが、それもなかったようです。
真相は定かではないですが、業者に不安な気持ちにさせられ、高額請求を受けることになった相談事例です。
高額請求をされ、銀行に連れて行かれる事例
5センチ大の蜂の巣を見つけ、インターネットで見つけた業者に電話をしました。
蜂の巣1個あたり4,000円、他の処置をしても上限は2万円という話を聞いて依頼をしています。
業者に来てもらって作業を任せたところ、巣が他にも2個あったという報告を受けて合計11万円を請求されています。
さらに、この事例では利用者が車に乗せられて銀行まで連れて行かれました。
その場で全額を支払わされたとのことです。
ただ、見せられた蜂の巣は1個だけでした。
当初は上限が2万円と言っていた点とも請求金額が食い違っています。
そもそも業者が利用者を銀行に連れていく時点で詐欺と考えられる行為でしょう。
蜂の巣駆除で高額請求に遭わないポイント
蜂の巣を見つけたらすぐ駆除をする必要がありますが、このような高額請求の事例があると依頼するのが不安になりますよね。
高額請求の被害に遭わないようにするために重要なポイントをまとめたので、蜂の巣駆除を依頼する際にご参考になさってください。
依頼した業者かどうかを確認して連絡先を確保する
消費生活センターに報告された事例では、依頼した業者とは異なる業者が来ていました。
下請け業者に委託しているケースもあるのは確かですが、どのような業者なのかがわからない状況で依頼するのはリスクがあります。
基本的には依頼先と違う業者が来たら、委託を受けている証明をしてもらいましょう。
そして、業者の住所や電話番号などの連絡先を受け取り、トラブルがあったときに対応しやすくすることが大切です。
作業開始前に見積もりを取る
蜂の巣駆除業者に来てもらったときには必ず見積もりを取りましょう。
見積書を作成してもらい、内容を確認して契約してから作業を初めてもらうことが大切です。
見積書には作業の詳細が明確にされているか、薬剤散布などによって追加費用が必要になる可能性があるかを確認しましょう。
少しでも不安要素がある場合は別の業者に見積もりを取ると、作業内容や費用を比較することができます。
調査前と駆除後の写真と駆除した蜂の巣を見せてもらう
蜂の巣駆除の契約をするときには、調査前にまず現場を写真で撮影してもらいましょう。
それで蜂の巣がいくつあるのか、どのくらいの大きさなのか、どの蜂の種類なのかを確認できます。
駆除が完了した後にも同じ場所を撮影してもらい、確実にその場で蜂の巣が駆除されたことを確認するのが大切です。
他の場所で撮影してきた蜂の巣の写真を見積もりのときに追加して、たくさん蜂の巣があると思わせて高額請求する手口があります。
また、駆除後の蜂の巣を見せてもらうことでいくつ駆除したのかをわかるようにしてもらうのも賢い方法です。
不安や焦りを感じる言葉を危険と捉える
蜂の巣駆除業者から不安を感じさせるような発言や、駆除を焦らせるような提案があったときには危険と捉えましょう。
一度冷静になる時間を確保した方が安全です。
今日の駆除か、明日の駆除かによって、それほど大きな違いがあるわけではありません。
見積もりを出してもらった時点で業者に引き取ってもらい、後日連絡するという回答をしましょう。
それでも頑なに駆除をしようとするようであれば、高額請求をしようとしているリスクがあります。
複数の業者から見積もりを取る
複数の業者から見積もりを取ることによって、作業内容や費用の比較ができます。
見積もりまでは無料で対応するのが誠実な業者の対応です。
家に来てもらって蜂の巣の状況を見てもらいましょう。
業者から出された見積もりが複数あると相場感がよくわかります。
安くしたいという気持ちが強いなら比較検討するのも良い方法です。
複数の業者から見積もりを取ることは一般的なことなので、「他の業者にも見積もりを取りたい」と言って一旦帰ってもらっても大丈夫です。
高額請求に遭った可能性があるときの対処法
もし蜂の巣駆除で高額請求をされたと気付いたら、どうしたら良いのでしょうか。
ここでは蜂の巣駆除の高額請求詐欺に遭ってしまった可能性があるときの対処方法をご紹介します。
消費生活センターに相談する
作業が妥当なものだったかご自身で判断するのは難しいかもしれません。
本当に高額請求で詐欺の可能性があるのかを知るために、消費生活センターに問い合わせるのがおすすめです。
消費生活センターでは蜂の巣駆除の高額請求の事例を多数寄せられているため、過去の事例に基づいて不当な内容なのかどうかを説明してくれます。
クーリングオフ制度の適用を検討する
蜂の巣駆除では状況によってはクーリングオフ制度を利用できます。
クーリングオフが可能な条件は以下の通りです。
・契約締結から8日以内である
・訪問販売、電話勧誘の場合(インターネットでの契約は対象外) |
もし、あなた自らが業者を探して依頼した場合は、一般的にはクーリングオフの適応範囲外になります。
しかし、ホームページや広告に記載している費用と大きな乖離があったなどの場合はクーリングオフ、もしくは行政指導の対象にあたる可能性があります。
クーリングオフが可能かどうかについても、消費生活センターに問い合わせれば教えてくれるでしょう。
国民生活センターHP「クーリングオフ」については、こちらのページです。
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「依頼するかはわからないけど、まず見積もりだけ出してほしい」というご相談も大歓迎です。
また、万が一、見積もり以外で作業が発生した際には必ずお客様に確認のうえ、作業を行いますのでご安心ください。
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