雑草対策に!庭を砂利敷きにするメリット・デメリット
庭の管理をする上で多くの人が悩まされるのが雑草の問題です。
春から秋にかけて、様々な種類の雑草が生えてしまい、雑草対策に多くの時間を取られてしまう人も多いでしょう。
雑草対策の一つに、砂利敷きがあります。
雑草を生えにくくするだけでなく防犯対策にも使いやすいなど、様々なメリットがあります。
一方で、デメリットも存在するため、庭の面積や手間、費用など総合的に見て、砂利敷きにするか考えましょう。
目次
砂利敷きのメリット
砂利敷きには雑草が生えにくくなる他、様々なメリットがあります。
庭の管理を楽にするためだけでなく、安心して過ごすために砂利敷きを選ぶ人もいます。
・雑草が生えにくくなる
春先や夏場など雑草の生命力にあふれた季節は、抜いても抜いても雑草が生えてきて困りますよね。
草刈りは時間がかかりますし、かなりの労力を強いられます。
砂利敷きは砂利を敷いた下に防草シートを張っておくため、雑草が生える確率を大幅に下げることが可能です。
防草シートの上に枯葉などの堆積物があれば小さな雑草が出る可能性もありますが、砂利の手入れで防げるほか、根を張る前の雑草であれば抜くのも簡単です。
・防犯対策にも使える
砂利敷きにすると、その上を人が通るとジャリジャリと足音が鳴るようになります。
空き巣や泥棒からすれば、足音がして目立つのは避けたいものです。
家に人がいないとしても周囲の家の人などに気付かれる可能性も出てきます。
庭はどうしても人目が届かなくなり、悪意のある人間が侵入しやすくなる場所になりやすいため、防犯のために砂利を敷いておく方も多いです。
また、庭と車庫などが繋がっている場合は、車の出入りも音でわかるようになります。
家族が帰ってきたかどうか、来客が来たかもわかりやすくなるため、生活面でプラスになる事もあります。
・雑草対策の中で費用が安い
砂利を敷く以外にも、庭の一部をレンガ敷きにすることで雑草対策は可能です。
車庫の前だけアスファルトやコンクリートで舗装するということも可能ですが、それぞれ費用は大きく変わってきます。
これはレンガ敷きやアスファルト、コンクリートの舗装をする場合、専門的な知識や工事が必要になるためです。
レンガを敷くにしても、どのサイズのレンガをどのように並べ、水平に保つかといった技術が求められます。
アスファルトやコンクリートによる舗装も同様で、様々な手間がかかるだけでなく、作業完了までにかなりの時間を要するケースもあります。
一方で、砂利敷きの場合は事前に雑草などを抜き、防草シートを敷いて砂利を敷き詰めるだけで作業が完了します。
必要になる技術が少ない分人の手配もしやすく、費用も安くなります。
作業開始から完了までも短く済むため、費用対効果で選ばれることも多いです。
砂利敷きのデメリット
メリットが多い砂利敷きですが、当然デメリットも存在します。
デメリットの部分を受け入れられるか、そこも楽しみと考えられるか、または別の対策方法にすべきなのかを考えてみましょう。
・掃除がしにくい
砂利敷きの場合、砂や落ち葉などが飛んできたときにどのように掃除するかを考える必要があります。
落ち葉は箒で掃くことが可能ですが、砂はある程度貯まったら砂利を外して取り除くといった少し手間のかかる作業を行うこととなります。
また、防草シートを敷いても、完全に雑草の発生を抑えられるわけではありません。
雑草は生命力が強く、砂利の間からでも発芽する可能性があります。
根を張らなければ簡単に抜くことが出来ますが、手入れが必要になる事には変わりません。
雑草を引き抜く方が手間なのか、ある程度の掃除のしにくさを受け入れるかを比較する必要があります。
それでも砂利敷きを選ぶ人がいるのは、何も対策をしない草刈り・草抜きが本当大変だからです。
庭の面積や手入れの手間を考えた上で、どれくらい庭の手入れに力を入れられるか考えて選びましょう。
・防草シートのメンテナンスが必要
防草シートは一生使えるものではなく、ものである以上寿命が存在します。
例えば、砂利がこすれることでシートが薄くなってしまうことや、経年劣化によりすり切れた部分から雑草の種が入り込んで芽吹くこともあります。
車が通るなど、重量があるものが上を走れば劣化も早まります。
掃除を怠れば土などが溜まってシートの上から雑草が生える可能性や、雑草の根がシートを突き破る場合もあります。
そのため、シートが破れたら新しいシートを張って補強する、土や砂が入り込んだら取り除くといったメンテナンスが重要になります。
隙間が空けばそこから雑草が生える確率が上がるため、破れた個所などを見つけたら早めに修理することも大切です。
砂利の下に防草シートを敷く関係上、一度にまとめてやろうとするとメンテナンスの労力も大きくなり、庭全体の張り直しとなると経済的な負担もかかります。
一方でこまめにメンテナンスをすれば、雑草対策としては長く機能するでしょう。
季節と庭の手入れの関係を踏まえて選ぶことが大切
砂利敷きのメリットとデメリットを比較する上で重要なのが、庭は季節や天候の影響を受けることを忘れないことです。
例えば、春先の草むしりであれば気温のことをあまり考えずに作業が可能です。
しかし、初夏や梅雨など、気温が上がってくれば草むしりが出来る時間は限られます。
夏場になれば昼間に草むしりをすると熱中症のリスクが伴う、雨の日の手入れは難しいという状況が加わります。
砂利敷きの場合は春から夏にかけて雑草が生えにくい状況を作れるため、それだけ庭の手入れがしやすくなります。
防草シートのメンテナンスは気温が落ち着いた時に行うなど、シーズンごとに主に行うべき手入れの方法を分けることも可能です。
もちろん、防草シートの境目に雑草が生えた場合や、一部に穴をあけて花や樹を植えた場合はその周辺はこまめにする必要があります。
しかし、自然を相手にすることを考えると、雑草対策が出来るだけで庭との付き合いが一気に快適になるでしょう。
砂利敷きは業者に依頼するのがおすすめ!
砂利敷きは自然な雰囲気を庭に残しつつ雑草対策が可能で、費用も安めで手間も少なくなります。
DIYでやろうとすると下準備や砂利の用意、運搬など様々な作業が必要ですが、専門業者に依頼すればほとんど労力をカットすることが出来ます。
雑草が生えにくくなるため、梅雨時期や夏場に草むしりを避けたい人には特におすすめできる対策です。
ただし、掃除をしなければ砂や土、落ち葉などが溜まって雑草が生える確率が上がります。
防草シートの寿命も無限ではないため、ある程度のメンテナンスや掃除は求められます。
自分の体力や庭の楽しみ方、どの程度の期間雑草が生えなければいいかなど、自分の好みややりたいことを考えつつ、気になるところは専門業者に相談しましょう。
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