芝生が凸凹になるのはなぜ?原因や直し方をご紹介!
せっかく綺麗に張っていた芝生が凸凹になってお困りではありませんか?
芝生が凸凹だと景観が悪いだけでなく、実は芝生の成長を阻害する原因にもなります。
芝生がなぜ凸凹になるのか、その理由は様々考えられます。
原因を知り、早めに修正をしましょう。
この記事では、芝生に凸凹ができる原因と直し方について詳しくご紹介します。
これから芝生を張る方、張った芝生が凸凹になってしまった方はぜひご参考になさってください。
目次
芝生が凸凹になる5つの原因
芝生を張る前の整地が不十分だと、凸凹の原因になります。
しかし、整地をしっかり行っていたとしても凸凹になるケースがあります。
土壌が緩んでいる時に人が立ち入るなどの強い圧力がかかることによって凸凹ができやすくなります。
また、初めて芝生を植えた場合、凸凹ができやすくなります。
具体的にどのような原因が考えられるのか、1つずつ詳しく解説します。
原因①雑草や石が残っていた
下地の土に雑草や石が残っていると凸凹になってしまいます。
特に雑草の根っこが残ったまま芝生を張ると、そこが固く盛り上がり、凸凹になります。
芝生を張る際はスコップで雑草の根っこを切るように切断し、しっかりと整地するようにしましょう。
原因②雑草が成長している
人工芝の下から雑草が生えてくることにより、凸凹になる場合があります。
この要因は防草シートがしっかりと施工できていなかった、または、防草シートが朽ちている可能性が考えられます。
防草シートを施工する際、隙間ができないよう敷き詰めておかないと光が入り込んで雑草が成長してしまいます。
特に、建物や障害物付近は防草シートが抜け漏れしやすいです。
施工の際は、少し長めに施工し、日の光が入らないようにするといいでしょう。
また、防草シートのグレードによって耐久性が約2~3年しか持たないものもあります。
人工芝の耐久力が10年のものだったとしても、防草シートの寿命が短くては意味がありません。
防草シートも人工芝に合わせ、耐久性の高いものを選ぶようにしましょう。
ホームセンターや100円ショップなどで購入できる防草シートは安価ですが、耐久性が低いものもあるため、注意が必要です。
原因③下地がしっかりと踏み固められていなかった
芝生が凸凹になってしまった原因として、下地の踏み固めが甘かったという場合もあります。
特にDIYで施工した場合、転圧機を使用しないことがほとんどだと思います。
そのため、DIYだと足で踏み固めたり、スコップで固めていることでしょう。
これだと専門道具を使っていないので、下地の踏み固めが不十分になるケースが多いです。
踏み固めるのは大変な作業ですが、後々の芝生に大きな影響を与える工程ですので、必ず時間をかけ、しっかり踏み固めることが大切です。
難しい場合には、下地の転圧だけでも業者に依頼されることをおすすめします。
原因④接着がしっかりできていなかった
下地がコンクリートだった場合、接着がしっかりできていなかったことが考えられます。
コンクリートの場合は接着剤や両面テープで施工しますが、その量が不十分だったり、砂や石など接着に邪魔になるものがついていて固定が甘かった可能性があります。
接着剤の場合は表記されている接着剤使用量をしっかり守り、両面テープの場合は人工芝ロールの周りをぐるりと回すように固定することが大切です。
なお、注意しなければいけないのは屋上や直射日光が当たって高温が続く場所、風が強い場所は標準施工の容量より多くの接着剤が必要となります。
人工芝はプラスチックなので高温になればなるほど、長さが長くなる場合があります。
また、強風の場合、固定がずれてしまって凸凹になるケースがあります。
施工場所や状況によりますが、厳しい環境であれば多めに接着剤を使用するなど、臨機応変な判断が必要です。
芝生が凸凹だとどんなリスクがある?
芝生が凸凹していると見た目が悪いですよね。
ただ、それだけではなく、凸凹だと芝生へのダメージに繋がる恐れがあります。
そのダメージにより、芝生が枯れることもあるので早めに修正しましょう。
では、具体的にどんなリスクに繋がるかを2つご紹介します。
芝刈りの軸刈りのリスク
凸凹ができると土壌に高低差ができるので、芝刈りがやりにくくなります。
芝刈りがしにくいと、生長点を刈り取ってしまう可能性が高くなり、芝生の成長を妨げ、枯らしてしまうことも。
芝刈りをする度に軸刈りの恐れが高まるため、凸凹は早めに直すことが大切です。
水たまりによって起こる病気のリスク
芝生が凹んでいると、雨が降った時に水たまりができやすくなります。
芝生は水分が多ければ多いほど、根腐れや病気を引き起こし、枯れやすくなります。
また、水はけが悪い場所にはキノコや苔が発生する恐れがあり、芝生の成長を妨げます。
肥料も水に溶けて流れるため、部分的に固まってしまい、効き目にムラが出てしまいます。
このように芝生に悪い影響を及ぼすため、凸凹は軽視できません。
芝生の凸凹の直し方
芝生の凸凹を直す方法はいくつかありますが、ここでは一般的な直し方をご紹介します。
①目土(めつち)を入れる
目土とは、芝生の管理をする際によく使用される土のことです。
使う目的は様々で、その中の1つに芝生の凸凹を直すことが含まれます。
目土は芝生の凹んでいるところに部分的に入れます。
一気に大量の目土を入れると平に均すのが難しくなるので、少しずつ入れましょう。
周りの芝生を見ながら高さを調整して入れていきます。
また、目土を入れる際には芝生の芽を全て覆ってしまわないようご注意ください。
全て覆うと芝生が枯れてしまうからです。
目土を入れ終わったら散水し、馴染ませて完成です。
②転圧ローラーをかけ、均す
部分的に凸凹ができている場合には、転圧ローラーを使い、全体的に均すといいでしょう。
芝生に圧をかけることによって、成長を促進する効果にも期待できます。
ただ、転圧ローラーは場所を取りますし、重たいため、体力に自信がない場合には扱いが大変です。
手軽に直したい場合は、木板などを用意し、上から踏み歩く方法もあります。
③盛り上がっている部分を削る
芝生に出来た凸凹の内、盛り上がっている部分を削り、平にする方法です。
削る際には草刈り機を使うのがいいでしょう。
ただし、削りすぎれば凹んでしまうので、様子を見つつ、慎重に削っていきましょう。
④整地し直す
上記の方法で凸凹が補修できない場合、思い切って整地し直すこともご検討ください。
整地し直す場合は芝生を剥がし、固まっている土を耕して新しい土を加えます。
土を加えたら平になるように整地し、芝生を張り直します。
⑤業者に依頼する
どの方法でも補修ができない、自分で綺麗にできる自信がないという場合は、業者に依頼するのも1つの方法です。
プロにお願いすれば状態に合わせて適切な方法でスピーディに対応してくれるでしょう。
コストはかかりますが、時間も手間もかけることなく綺麗に補修ができます。
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