庭石の処分方法6つ!自分でできる?業者に頼む?
日本庭園に欠かせない存在の庭石。
「中古住宅を購入して、庭石があるが処分したい」
「改装したいので庭石が不要になった」
「自分好みの庭にリフォームしたい」など、庭石を処分しなければならない場合、どうすればいいでしょう。
この記事では、庭石を正しく処分する方法や処分にかかる費用について詳しく解説します!
目次
庭石の処分方法6つ
具体的な庭石の処分方法についてご紹介します。
自分が一番やりやすい方法を選んでくださいね。
①自治体に処分の依頼をする
基本的に自治体では砂利や砂石などの鉱物を『処理困難ゴミ』に指定していて、引き取れないケースが多いです。
しかし、自治体によっては大きな庭石は難しいですが、砂利や小さな砂であれば処分してくれるところがあります。
自治体により取り扱いや条件が異なるので、一度問合せてみてはいかがでしょうか。
小さく粉砕する、100kgまで、自分でクリーンセンターへ持ち込むなどの条件でOKとなる場合があります。
石材の処理プラントを独自で保有している自治体も中にはあります。
そうでない場合は民間の業者が処理をしています。
ほとんどの自治体が処分を委託しているので、直接、民間の業者に依頼した方がスムーズに処分できるかもしれません。
②造園業者、石材店に依頼をする
お庭の手入れを行う業者や、石を商品にしている石材店でも庭石の処分を依頼できます。
ただ、時代とともに造園業者や石材店は減少しているため、住んでいる地域に造園業者や石材店がない場合もあります。
お住まいの地域にすぐ対応してくれる造園業者や石材店があれば、一度連絡してみましょう。
なお、お庭のメンテナンスを承っている当店でも庭石の処分が可能です。
空き家や遠方も対応いたします。
まずはお気軽にご相談ください。
③解体業者に依頼をする
建物を解体する業者や、産業廃棄物専門業者も、庭石の処分を承っている場合があります。
費用は業者により異なるので、複数社から見積もりをとるのがいいでしょう。
現場調査は無料のところもありますが、有料の場合もあるので事前に確認しておくと安心です。
④リフォーム会社に依頼をする
お庭のリフォームに際し、庭石が不要になる場合はリフォーム会社が引き取ってくれるケースもあります。
リフォーム会社へ見積もりの際に庭石を引き取ってくれるか確認してみましょう。
ただし、リフォーム工事費とは別に追加費用がかかることが多いです。
リフォームと一緒に処分してくれるのは楽ではありますが、他の方法で庭石を処分した方が安く済む場合もあります。
⑤ホームセンターに依頼をする
不用品の引き取りサービスがあるホームセンターなら、庭石の引き取りを行っている可能性があります。
ただし、お店で購入した石に限る場合や、無料での引き取りは難しいでしょう。
特に大きな庭石は持ち込みをしても引き取ってくれない場合があります。
近くにホームセンターがある場合は、事前に問合せてみてください。
⑥個人譲渡
不要になった庭石も、誰かにとっては必要かもしれません。
最近ではインターネットで個人売買が手軽にできるので、そのようなサービスを利用するのも1つの手です。
庭石の処分費用はいくら?
庭石の処分で最も気になるのは、その費用ではないでしょうか。
費用相場を知っておけば、業者に依頼する時の目安になります。
庭石の処分にかかる費用は、1kgあたり約30~40円です。
日本庭園のメインとなる景石と呼ばれる石の場合は、重さが1t以上になることも珍しくありません。
その場合は処分費用のみでも約3万円~4万円かかるでしょう。
更にクレーンなどの重機を利用すると、約3~5万円の追加費用が発生します。
この他、石の重さや個数が増えるほど、多くの人員や時間が必要になるので費用も上がります。
また、お庭の状況によっても費用が変わります。
石がある場所から運搬車両までの距離が長い場合や、搬出の際に外構部分の養生や解体が必要だと、その分の費用が必要です。
費用は規模により異なりますが、約2~3万円は見ておきましょう。
庭の状況により異なるので、まずは業者に見積もりを取ってもらうのがいいでしょう。
庭石を処分する場合の注意点
庭石を処分する際、気を付けるべき注意点があります。
1つずつチェックしていきましょう。
①山や川へ捨ててはいけない
山や川には大きな石が沢山ありますが、庭石を捨てるのは絶対にやめましょう。
勝手に捨てると、不法投棄で罪に問われます。
山や川にも、それぞれ所有者がいることを覚えておきましょう。
また、大きな石を不法投棄することにより、生態系の破壊に繋がる可能性もあります。
不要になった庭石は、きちんと決められた方法で処分するようにしましょう。
②地中に埋めてはいけない
私有地以外の土地に庭石を埋めることも禁止されているのでやめましょう。
山や森林だけでなく、海、川などに埋めることも不法投棄になります。
自分の持っている土地に埋めることは問題ありませんが、土地を売却することになれば石を掘り起こす必要があります。
土地を売却した後に石が埋まっていることが発覚した場合、責任を問われる可能性があります。
③悪徳業者に気を付ける
残念なことに、造園業者や解体業者には悪徳業者が存在します。
「無料で引き取り」と宣伝しながら、実際には作業終了後に費用を請求する場合があります。
業者に依頼する場合は、必ず作業前に見積もりを取り、それ以外の費用がかからないか確認しましょう。
もし、悪徳業者に依頼してしまうと庭石を不法投棄されてしまうこともあります。
処分した庭石が不法投棄された事実を知らなければ罪に問われることはありませんが、事実を知ったうえで見逃した場合は依頼した方も罪に問われます。
お金を払って業者に依頼するのですから、安心して処分を終えたいものです。
トラブルに巻き込まれないよう、業者選びは慎重に行いましょう。
見積もりを依頼した際、相場よりも高い場合はもちろん、明らかに安い場合も注意が必要です。
見積書に費用の内訳が記載されていない場合は詳しい内訳を聞いてみましょう。
判断が難しい場合は、他の業者にも見積もりを取ることで(相見積もり)、適正価格が見えてきます。
④庭石の大きさや庭の状態は細かく伝えましょう
業者を選ぶ際は最初に見積もりを依頼します。
依頼する時には庭石のサイズや置いてある場所の状況を細かく伝えることが大切です。
メールで依頼する場合、文章だけでなく庭の面積が記載されている図面や写真などを添付するといいでしょう。
また、撤去する庭石が大きく、重機が必要な場合は庭の大きさ・道路の広さ・石の周辺の状況も伝えましょう。
見積もりの依頼時に具体的な状況を伝えることで、後で追加費用がかかってトラブルになるのを防げます。
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