空き家問題の対策、どうする?~雑草対策や庭木の剪定、不要品撤去~
空き家問題について、度々ニュースでも取り上げられていますね。
空き家の割合は年々増加しており、総務省の平成30年度の住宅・土地統計調査によれば空き家率は過去最高の13.6%となっています。
「うちの空き家もどうしよう」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
空き家は誰も住んでいないので、雑草や庭木の管理が疎かになりがちです。
とは言え、そのまま放置しているわけにはいきません。
雑草対策、庭木の剪定、物の整理整頓、倒壊を防ぐメンテナンスなど、やることは沢山あります。
この記事では、空き家のお庭を綺麗に保つための対策方法について詳しくお伝えします。
空き家をお持ちの方は、ぜひ最後までご覧ください!
目次
空き家問題とは?
空き家問題とは、日本における空き家率の増加、および空き家が原因の地域への悪影響・犯罪リスクの上昇を表す言葉です。
空き家の放置は、近隣や地域に悪影響を及ぼす恐れがあります。
考えられるトラブルの例は以下の通りです。
・雑草が伸びて害虫が発生・景観が悪化 ・庭木が隣の敷地に入るほど成長、枯れ葉が近隣に飛散 ・不衛生な状態での悪臭の発生 ・老朽化による家屋の倒壊 ・放火、不法侵入、不法占拠などによる治安の悪化 |
このように、空き家を放置すると景観や治安の悪化、近隣とのトラブルに発展する恐れがあります。
行政による空き家問題の対策
売却用、または賃貸用などの明確な用途が設定されていない「その他の空き家」について、政府は「2025年迄に約500万戸へ増えるとされる空き家を400万戸へ抑える」ことを目標にしています。
その為、具体的な施策として「空き家等対策の推進に関する特別措置法」が2015年に施工されました。
これは勧告・命令・強制執行など、問題の空き家を「特定空き家」に指定することで、所有者に対し、「建物の修繕、解体」「立木竹」の伐採などの指導を行えるものとしています。
この対策が施工されたからといって、思い入れのある建物を処分するのは、精神的にも経済的にも厳しいと思います。
処分の対象となる「特定空き家」に指定されない為にも、適切な管理・対策を行うようにしましょう。
空き家の庭のお手入れ方法3つ
空き家を所有している場合、しっかりと管理されているかどうかが一目で判断できるのが庭の状態です。
しっかり管理されている空き家であれば、草刈りが定期的に行われ、庭木も伸びっぱなしではなく綺麗に整えられています。
反対に管理されていない空き家は、雑草は生え放題、庭木も伸び放題で、誰も住んでいないことが一目でわかります。
ここからは空き家の庭のお手入れ方法を「雑草対策」「庭木の剪定」「不要品の撤去」の3つに分けてご紹介します。
庭のお手入れ①雑草対策
雑草を放置すると見た目が悪い以外にも、様々なリスクがあります。
まず第一に注意したいのが、伸び放題の雑草は建物を腐朽させる原因になるということです。
雑草が伸びて通気性が悪くなると、溜まった湿気によって家屋がダメージを受けます。
特に、土台の周辺の通気が滞ると、床下の湿度が高くなり、シロアリが寄ってくる恐れがあります。
また、雑草を放置すると景観に悪影響を及ぼしたり、害虫が発生し、近隣とのトラブルになる可能性も高くなります。
より深刻なケースだと、ポイ捨てされたタバコが雑草に移り、火災の原因になった事例もあります。
では、雑草対策にはどのようなどのようなことができるでしょう。
以下にできる対策方法をまとめました。
・自分で草刈りをする ・業者に依頼して草刈りをしてもらう ・防草シート、砂利、人工芝、コンクリートなどの対策 |
ご自身で草刈りができる場合は、一番費用がかからず手軽にできます。
ただ、空き家だと遠方で通うのは大変だったり、時間もかかることもあるでしょう。
広いお庭だと体力的にもしんどいものです。
コストはかかりますが、業者に頼んでしまえば簡単に草刈りを終わらせることができます。
草刈りを終えた後、今後雑草を生やさない為にも防草シートや砂利、人工芝、コンクリートなどの対策も考えましょう。
庭のお手入れ②剪定
雑草だけでなく、庭木の管理も大切です。
剪定とは、庭木の不要な枝や葉を切り落とし、木の形を整える作業です。
剪定は見た目を美しくなるだけでなく、木が枯れたり病気や害虫が発生するのを防ぐことができます。
不要な葉や枝が無くなることで、養分が木全体に行き渡るからです。
また、剪定することで木が大きく成長しすぎるのを防ぐことができます。
庭木は放置するとどんどん育ち、隣の敷地まで入ったり枯れ葉が落ちることで隣近所に迷惑をかける恐れがあります。
道路まで伸びると事故の原因にもなりかねません。
庭木が不要な場合、手入れが大変な場合は剪定ではなく、伐採するのも1つの方法です。
「剪定と伐採の違いとは?その違いを詳しくお⾒せします」はコチラ
庭のお手入れ③不要品の撤去
「相続した家の庭に不用品が沢山ある」「粗大ゴミの手続きが面倒で溜まっていった」など、不用品がお庭にある場合は、お庭が荒れて見えてしまっているかもしれません。
そうなれば不法投棄されたり、放火などのトラブルの原因にもなりかねません。
自転車やタイヤ、家電などの大きなゴミは処分するのに手間がかかるので捨てられず、庭に放置されてそのままになってしまう傾向があります。
このような場合は不用品回収を行っている業者に頼んで綺麗にしてもらいましょう。
小さなもの1つ2つであればご自身で対処できるかもしれませんが、大きなものや数が多いと体力も時間も必要です。
業者に頼んでしまえばまとめて片付けてもらえますし、中には庭の掃除もしてくれる業者もあります。
コストはかかりますが、ゴミの分別から運搬まで任せることができるので大変便利です。
空き家の庭を管理してくれる業者とは
雑草対策、剪定や伐採、不用品撤去について紹介してきましたが、ではどのような業者に依頼すればいいでしょうか。
空き家の庭の管理を請け負ってくれる業者には様々な種類があります。
・園芸業者 ・便利屋 ・空き家の管理代行業者 ・シルバー人材センター |
園芸業者の場合、比較的費用は高くなりますが、庭の草木を専門業者なので綺麗な状態に保ってくれます。
便利屋だと見の周りの様々な雑務を引き受けてくれるので、いろいろなことを一度にお願いしたい時に便利です。
空き家の管理代行業者は不動産管理会社、不動産管理仲介業者などがあります。
これらの業者は庭の管理は空き家管理の基本プランに組み込まれている場合や、別オプションの場合があります。
シルバー人材センターは地域貢献が目的なので費用は安いですが、高齢者の体力を考慮して夏場の作業や大掛かりな作業は請け負っていない場合があるので、事前に確認しましょう。
庭の管理のご相談は植木ドクターへ!
植木ドクターでは草刈り、雑草対策、剪定、伐採、不用品の撤去など、お庭のことなら何でも承ります。
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