伐採をする意味とは?メリットは?どんな工程?伐採について徹底解説!
「そもそも伐採ってなに?」
「伐採のメリットって?」
「どんな流れで伐採をするの?」
このような疑問をお持ちではないでしょうか。
なんとなく木を切ることである、とは分かっていても、伐採と剪定がごちゃごちゃになってる方もいらっしゃるかもしれません。
伐採と剪定は一緒の意味にされがちな言葉ですが、実は意味も目的も全く異なります。
この記事では伐採とは何なのか、どのような目的で行うのか、伐採の流れなど詳しく解説していきます。
ぜひ最後までご覧ください(^_^)/
伐採の意味とは
伐採とは、木を根元から切り落とす作業のことをいいます。
混同されがちな剪定は、葉や枝などの木の一部を切る作業です。
伐採をする意味は、ただ単純に邪魔になった木を切り倒すというだけでなく、切り倒した木を木材として建材に使ったり、薪や炭に変え、燃料にしたりすることもあります。
伐採のメリットとは
「伐採」という言葉を聞くと、環境破壊をしているとネガティブなイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれません。
確かに計画性のない過度な伐採は土砂崩れや土壌養分の流出といったデメリットがあるのは事実です。
反対に、計画性のあるバランスのとれた伐採は、森林環境の生育環境を良くするというメリットがあります。
また、木は年齢があります。
枯れてしまえば木を活かすことができません。
伐り時に伐採すれば、建材や家具、燃料などに活かすことができます。
もう1つのメリットとして、伐採をすることで木々の密集による採光や風通しが良くなり、周りの若い木々や種子の生長を促すことに繋がります。
また、庭や市街地の道路や隣地等にはみ出している場合は、剪定や伐採することで見通しが良くなり、トラブルを防ぐことができます。
伐採と剪定はどう違う?
伐採は木を根元から切る作業ですが、剪定と混同されることが多いです。
剪定も木を切ることに変わりありませんが、剪定で切るのは木の根元ではなく、木の葉や枝です。
伐採で木を切る意味は邪魔な木を排除することや材料の入手であることに対し、剪定は木の形を整え、生長を促すことにあります。
例えば庭木が道路にはみ出た場合、伐採か剪定か、どちらか決めることになります。
「今後手入れするのが大変だから」と伐採を選択される方もいらっしゃいますし、「これからも大切にしたい」と剪定を選択される方もいらっしゃいます。
剪定してほしいのに「伐採してください」と間違ってしまわないよう、伐採と剪定は違うものであると覚えておきましょう。
なお、植木ドクターでは伐採・剪定のどちらも対応いたします。
「どっちにしようか迷っている」という場合もご相談ください。
お客さまのご希望にそった適切な対応を提案させていただきます。
伐採の工程
伐採をする時、ただ単に木を1本ずつ切り倒していけばいいというものではありません。
特に木の近くに建物や障害物がある場合は倒す方向や倒し方まで注意する必要があります。
ここでは伐採する時の流れについてご紹介します。
①倒す方向を決める
まずは少し離れた場所から木の状態やバランスなどを見ます。
次に木の根元から倒す方向に建物や障害物がないか、木を倒れた時に事故が起きないよう避難する場所はあるかなどを確認し、倒す方向を決めます。
この時に道路側に木を倒す場合は人を配置することもあります。
木を倒す方向と木の倒しやすい方向は必ずしも一致するものではありません。
伐採により命を落としたというニュースを耳にすることは度々あるので、安全に十分配慮しなければなりません。
②伐採するのに邪魔になるものを移動させる
伐採する時に邪魔になるものがいくつかあります。
例えば物干しざおや自転車、鉢植えなどです。
木が倒れた時、避難する場所に障害物があれば危ないですし、物を壊すわけにもいかないので移動させます。
倒す方向によっては倒す木から伸びている枝や葉も危険を及ぼす恐れがあります。
そのような枝や葉は事前に落としておきます。
③木を切る場所に目印を付ける
伐採する時はいきなり刃を当てるのではなく、チョークなどで木に目印を付けます。
これをする意味は、実際に木を切る時に目印通りに切ることができなかったとしても、どのくらい目印がズレたかどうかわかりやすくする為です。
④受け口を切る
ここで実際に木に刃を当てます。
木を倒す方向に、幹の太さの1/3程度の深さの受け口を切ります。
⑤追い口を切る
受け口の反対側に追い口を切ります。
幹の太さの1割程を残すようにして切り込みを入れ、木がゆっくり倒れるようにします。
⑥木を倒す
追い口に力を加え、木を倒します。
力を加える方法はくさびを追い口に差し込み、ハンマーで叩く方法や、追い口にバールのような形状のフェリングレバーという道具を差し込み、持ち上げる方法でテコの原理を使います。
木が倒れる時は速やかに木から離れます。
これで無事に木が倒れれば伐採完了です。
木を切った後の切り株はどうする?
木を切る伐採と、切り株を取り除く抜根は別の作業です。
切り株はシロアリを呼び寄せたり、蜂の巣になる危険性があります。
また、人がつまずく恐れもあります。
伐採と合わせて抜根も行うことをオススメします。
「庭木の抜根はいくらかかる?費用を節約する方法とは」は、こちらのページです。
伐採したい時の業者の選び方
伐採業者は価格や技術に差があります。
床屋を選ぶときに安くて腕のいいところを選びますよね。
それと同じように伐採も安くて腕のいい業者を選びましょう。
安すぎる場合は「移動費」や「伐採した木の処分代」などの追加費用がかかり、結果として高くついてしまうことがあるので注意が必要です。
その為、業者を選ぶ際には作業内容の確認と、詳しい見積もりをとってから依頼するようにしましょう。
できるだけ費用を抑えたいという場合は相見積もりをとることをお勧めします。
相見積もりとは、2社以上の業者から見積もりをとることです。
費用を見比べることで具体的な費用相場を見ることができます。
また、その業者の説明がわかりやすいかどうか、安心して任せられるかどうかも見ることができます。
庭木の伐採は自分でもできる?
伐採の費用を抑える一番の方法は自分で伐採することです。
伐採は「ただ木を切るだけ」と思われがちですが、実際には難しい作業です。
簡単ではなく、怪我をしてしまう危険性もあります。
より安全に庭木を伐採したい場合は業者に相談することをおすすめします。
専門の業者なら伐採について豊富な知識と経験で安全に作業を行ってくれますし、その後の処分にも困りません。
「費用を抑える為に自分で伐採したら大けがをした」という事態にならないよう、無理せずプロに任せましょう。
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